過去の日誌1/1〜9
なお、リンクは新規アップロード直後の物なので切れていたり変更されていたりすることがあります。ご了承ください。
1月1日 長いのでご注意
さて、カウントダウンしてからが列が動かない。祭殿前の人数を制御しているからだから当たり前なのだけど。最初はあまり寒くないと思っていたけど列が前に進むにつれて冷えてきた。気温が下がるというより祭殿前は風が通る感じ。
やっと順番が来た。お参りする。今年もよい年でありますように。今年はよい旅でありますように。別に悪い旅だった訳じゃないけどさすがに出発できないのはごめんだ。
根に持っているように見えるかもしれないが、根に持っているのである(逝)
お参りを済ませて、さあ屋台だ。昨年より人が多いような気がするの錯覚じゃないよねと話し合う。
まずは甘酒。これが寒い中滲みるんだ。
続いて、美河ハムの生フランク。小さい方で400円とかなりのものだが、URO2で食べるフランクと負けていない。あと食べたいのは鯛焼きくらいだけど、あとの居酒屋のことを考えると満腹になるのは避けたい。てことはここらが潮時か。
食べられなくなったなあ、というか計算して食べるようになったなあ(逝)0120撤収。
豊川駅前のミニストップでソーラーバッテリーつきのチャージャーを調達。USB/A-microUSB/Bのケーブルが付属のオーダーを満たす品だ。まあ小さいけど今日1日保てばいいし、ケーブルさえあれば単3からのチャージもできるので問題はないはずだ。
さて、タクシーで豊橋へ向かうぞ、と思ったら。タクシーがいないぞ。
どうしようかなあ、と迷いつついったん豊川稲荷の方へ戻ってみるもこっちもクルマは少ない。と、折よくやって来たタクシーに乗り込んで事なきを得た。時刻は0145。豊橋駅前にもどり、さて居酒屋である。
坐・和民に乗り込んだら。風営法が何とかとかで入店を断られた。
どうも2300以降は18歳以下の青少年を保護者同伴でも店に入れてはいけない法令だか法律だかが昨秋施行されたそうだ。
子供を守るための決まりだと思うが、今それをしゃくし定規に守ったらむしろ命の危険だと思う。
がそれを末端でごねても仕方がないので引き下がる。うーんどうしよう。
カラオケとかどうかな。近くに見えるカラオケの看板に近寄ってみるとやっぱり2300以降の青少年の入店禁止がでかでかと掲げられていた。だめだな。
取り敢えずコンビニをハシゴすることにする。
まずはローソン。のんびりと物色する。続けてサンクスへ。駅ターミナルにあるコンビニだけどここも24時間やってるのか。今日はありがたい。
店を出たところで、VVVFインバータ音が。え。あ。東海道本線の臨時電車か。
まだファミリーマートが残っているけど取り敢えず駅改札へ行ってみる。時計は0300前。
表示は臨時普通名古屋行で0355発。もうドアが開いてるんだよな。
で、駅の掲示をみると、0448に豊橋に戻ってくる臨時がある。
ただ、手元のコンパス時刻表には初詣臨時が掲載されていない。改札で駅員氏に時刻表を借りてめくってみる。上下の臨時列車は蒲郡の先ですれ違うようだ。て事は折り返し乗車ができるか。三ケ根辺りが一番待ち時間が短くて済むが山間の小駅である三ケ根で折り返しはちょっとまずいな。蒲郡で20分待ちが妥当か。
文市氏とMO−2氏に図り同意を得られたので青春18きっぷに日付をいれてもらい改札内へ。313系6連の臨時名古屋行はがらがら。適当に座席を確保して仮眠に入る。上りサンライズが来たり下りムーンライトながらが来たりはしゃぎたいのも山々なのだが身体が動かない(逝)
0355豊橋発。
0411蒲郡着。しばらく暖かい車内で座ることができたのは体力的に大きいな。そのまま上りホームへ。臨時豊橋行は0431発。4連だったけどあっさり座れた。
0448豊橋着。この時刻まで引っ張れたらなんとかなる。ローソンでのんびり朝食と昼食を物色する。
併せて駅長は電話代の支払いと、こりずにスルッとKANSAI2daysチケットを調達した。ここでMO−2氏の奥様合流。こんな無茶には付き合いきれずホテルでお休みだったわけだが、今年の惨状を考えると一番賢いのは多分この人(逝)
駅に戻る。一番冷え込みが厳しい時間帯。
0550ごろ、3501Mとなる電車が入線して来た。
3501Mも到着した電車も119系で、そこにはいつもと変わらない風景に思えるものがあった。しかしこの風景はもう夏には見れなくなる。いつまでも続くかに思えた光景が今まさに終わろうとしている。もちろん、車両に寿命がある以上、それは錯覚以外の何物ではないはずだが、それでも、だ。
究極超人あ〜るのアニメに出て来た飯田線は、119系なのだ。もちろん、作中に出て来た豊橋駅も飯田駅も今はその姿ではない。でもやはり一つの時代が終わると言うことだし、少し寂しい。もちろん213系も313系もよい車両だ。座席はふかふかだし、快適ならそれはそれでいいのだ。でも寂しい。それだけだ。
0600出発。
暖かい車内でパンを食べて、寝る。さすがに今日は落ちるのが早かった。何度か目が覚めた。東上の辺りで空が白んでいるのが見えたけど身体が動かなかった(逝)が、後から考えたらここは身体を動かしておくべきだったかもしれない。窓を開けてシャッターを切る、事自体が313系では難しい行為に当たるはずだから。でも213系だったら引き続きできるのか。さて、来年の電車はどっちだろう。
目が覚めたら窓の外が白いような。池場だったか。でも寝る。
中部天竜は寝ていて気づかなかった。小和田の辺りで起き出す。
為栗の河原が水没しているのを目撃。これは今年は難しいかなあ。0849田本着。
うん、いい天気だ。ぽかぽかと暖かい陽気。いつもは霜でぱりぱりに凍っている駅名標も凍ってないのでやっぱり暖かいのでは。逆光だけどいい天気。
文市氏がジェットボイルでお湯を沸かしてコーヒーをふるまってくれた。滲みるなあ。そして、癒される。
気持ちのいい新年だ。
ISW11Fのチャージ元を単3電池に切り替えた。ま、コンビニで売ってる電池なんてこんなもんか。でもずいぶん助かった。うーん、ジェットボイルどうしようか。どこでも熱湯にはとても魅かれるが活用しきれる自信がない。まあ、それより高い60CSxという悪例もあるんだから調達してしまえというのも一つの考え方ではある。
次の電車で戻るので県道までは上る余裕がないので、吊り橋の方へお散歩することに。駅長は途中で脱落(逝)
竹林の隙間から天竜川の流れが見えた。綺麗だ。0942発の1506Mに乗車する。これも119系、と思ったら復刻オリジナルカラー編成がぶら下がっていた。坂行くん大喜び。
多分これが最後の別れになるだろう。いろいろ相談した結果、下車駅は大嵐とする。1019着。
天竜川を渡り、愛知県へ入る。富山地区にある熊野神社へ向けてお散歩することにする。結構距離があるんじゃないかと思ってたんだけど、文市氏が旧線路盤を利用したトンネルの探検よりも神社までの方が距離が短いと教えてくれた。今まで全然気づいてなかったよ。
が、のんびりし過ぎてこれも道半ばに引き返すことに(逝)まあ、誰もいない静かな新年を堪能できたので良しとしようか。
大嵐駅に戻った時には構内踏切の警報が鳴り出していた。
1115発511Mで213系に飯田線で初乗り。
2ドアクロスシートも乗客の多い時期と区間でなければ問題はないよな。20年を経た転換クロスシートも固定クロスの固さに比べればなかなかだ。JR東海は213系を飯田線にコンバートするにあたり、車輛を近畿車両へいったん送る手間をかけてトイレを設置した。おそらくそれ以外にも飯田線に適した装備が追加されていると思われる。
1210天竜峡到着。
さて、目的地ではあるけどまだ少しチェックインには早いんだよなあ。天竜峡にはさわやかウォーキングの常設コースがあって、3時間ほどで歩けると言う。そのルートに沿って歩いてみようか。天竜川をわたり北へ向かうルートだ。
天竜川沿いには桜並木があり、延々と各種の桜が植えられている。桜の時期だとさぞかし見事な光景だろう。
温泉の自動販売機があったりする。源泉って書いてあるぞ。100リットル100円って安いのかどうかよくわからない。一般的な浴槽で200リットルくらいだと思うのだけど。
川向こうを電車が走っているのが見えたりするのでカメラを向けてみたり。
お、河原にビオトープがあったぞ。凍っているので石を投げて遊ぶ(逝)これがまた割れない。たぶん乗っても大丈夫だと思うのだが、こういうときほど、割れる(逝)だから乗らない(逝)
このルートをしばらく進んで、山側、つまり右折するのだがどこまで行てけばいいのかよく分からない。だんだんばてて来た(逝)
というわけで大宮八幡神宮へショートカットすることにする。
大宮八幡神宮に着いたところで何か身軽だなあと思ったら。
カメラバッグ忘れてる!
さっきのビオトープか。あわてて取りに戻る。
一人戻ったけど汗だくになったよ。行き掛けの駄賃とばかり、河原から見えた飯田線電車を撮影しておく。
ぽくぽく歩いて1420龍峡亭チェックインになった。駅長一人で角部屋を占領だ。コタツもあって快適快適。
本日のルートはこんな感じ。人心地が着いたところで温泉だ。大浴場に行ったら文市氏がひとりで。千早ちゃんも坂行くんも轟沈したまま浮上してこないらしい。ま、疲れたろうしなあ。
にしても来年は豊橋で宿を取らざるを得ないということだ。ミユキステーションホテルは安いけど0600まで外出できないので選択肢からは外れるんだよなあ。長時間居座る訳ではないから安いところがいいのだけど。寝心地よすぎたらきっと事故になる(逝)
ラドン泉を堪能して、風呂から上がりコタツに入ったらあっさりと轟沈。何度か浮上するがこれがもう意識が遠のくばかりでどうしようもない。
年賀状作らないと行けないのにーにーにー。というところでMO−2夫妻から遊びにくると内線。これでやっと目が覚めた(逝)もちろん快諾するが年賀状作っておけば渡せたのにと今年もう何度目かの後悔。ペース早いよ(逝)
1800夕食。
鯉の甘露煮をメインとした料理に舌鼓。ご飯お代わり自由と言われるがげふぅ(逝)満足です。これで全部じゃないっていうんだから……。
夕食後今度こそ年賀状作成、ということでふにふにペンを走らせていると文市氏が坂行くんと千早ちゃんを連れて登場。
小ネタを披露しつつ年賀状を書き進める。あ、T氏の新しい(って転居してから2年は経つはずだが)住所が入力されてなかったよ。ま、帰ってからでいいか。
2200再度風呂で温まる、浴室が男女入れ替えられて展望風呂ではなくなっているけど、ほらどうせ外なんてぼやけて見えないし(逝)
あと天竜峡は真っ暗だから日が暮れると外が見えないのである。三宜邸本館だと飯田市街だからまた状況は異なるけど。風呂から上がり、丹前のままふとんに潜ったら轟沈(逝)電気くらい消せよ(逝)
1月2日 長いのでご注意
変な夢を見て目が覚めた。枕元のiPone3GSを見たら0510。二度寝して次に目が覚めたら0630。アラームなしでも起きれたよ(逝)照明がこうこうと点いたまま。窓の外を見ると、今日もいい天気になりそうだ。
朝風呂に行こうと部屋を出ると、途中でMO−2氏夫妻と出くわした。
朝風呂で身体を暖める。ってトカゲか(逝)違います。尻尾を切って逃げるなんて芸持ってないから(逝)
0730朝食。あまごの開きがぱりぱりで実にうまい。お屠蘇までいただいていい気分。4杯飯。うまー。
食後、精算。
カードで精算しようと思ったらなんか回線トラブルとかで振込処理になった。急いで振り込まないとなあ。
道中に、と御幣餅をいただいた。感謝。吊り橋とか散策しつつ駅まで行く予定だったけど、上り坂の部分を車で送っていただけるとのことなので、ありがたくお言葉に甘えることにする。
さらに精算トラブルの影響でさらに出発が遅れたので龍角峰だけ見て、天竜峡駅まで送っていただくことになった。感謝。今年で最後。この風景。
青春18きっぷに判を入れてもらって1425Mに乗車。313系3000番台だ。これで飯田線の車両は全制覇出来たことになるか。あ、JR東日本の115系がまだか。
天竜峡0917で鼎0936着。
赤門やさんへぽくぽく歩く。北風が少し強いな。矢高諏訪神社の石段を上り、境内でお参りしてから赤門やさんへ到着が1000。
お抹茶と赤飯万十をいただく。ふかふかでうま。親戚へ大量にお菓子を発送した。
自分のに手を付けた後だったので文市氏のお皿の写真なのは内緒だ(逝)
お土産に赤飯万十をたくさんいただいた。感謝。
店を出る時に少し雪がちらついた。ぽくぽく歩いて鼎に戻る。合格祈願仕様の鼎記念きっぷを調達。
1122発の1427Mで出発。これも313系3000番台。119系と同じ座席配置だけど座席がふかふかで悪くない。ただし、路線表示が神領区時代と同じなのはいただけない。さっさと修正しようよ。
空は明るいけど西の山には黒い雪雲が被っている。雪がちらつくとかあはありそうだな。
1232田切着。昨夏は下車できなかったから1年振りだ。
R153をぽくぽく歩いて中田切川を目指す。雪はなく、凍ってもいないけど風が強く、寒い。夏は暑いんだなこれが。ただ、まとわりつくような都会の暑さとは別物だからやめられないのだけど。中田切川の河原到着。
なんとか水辺まで下ることができた。
御幣餅と赤飯万十をいただく。どちらもおいしい。感謝。
MO−2氏の奥さんとonoa嬢がガールズトーク。怖すぎて書けない話が一杯(逝)こっちに火の粉も降ってきたけど燃える材料がないので一瞬で鎮火(逝)
いやだって出会いがないから(逝)こんな風に出かけるようにしてるけど出発前にゲームオーバーになったりしてるし(逝)そしたらMO−2氏の奥さんが
「人のいるところ行ってる?」
と一言。そ、それだー(逝)誰もいないところ行くの楽しいものなあ(逝)でもってそういう誰もいないところは一人で楽しみたいから誰かいてもいないことにするし(逝)
列車の撮影を堪能。待つのも楽しい。寒いけど。
あ、雪降ってきた。
田切1413の243Mを撮影して撤収することにした。駅近くの自販機で飲み物を調達していると、地元の方とおぼしきおじさんが声をかけてきた。
「あ〜るくんか?」
うお。事情通の人だ(逝)と思ったら、近くで元酒屋を営んでいらっしゃった方だ。保存されているスタンプを押させていただいた。スタンプを押させていただいたのは初めてじゃないけど、スタンプを大事に保存していただいていたということがとてもうれしい。
アニメが93年。その後のささやかなムーブメントが96年くらいまでだとしてやっぱり20年近くの話である。伊那谷の人は暖かい。田切1528の245Mで出発。
ワンマンじゃないけど313系3000番台だった、というか飯田までワンマンの電車だったのでこの車両なのは当然なのである。213系のワンマン化改造は行われてないのかな。車内ではみんな寝てしまったようだ。なんか駅長だけ一人元気である。日誌を補完しておかねば。
北殿到着直前に線路沿いに馬(多分ポニー)がいるのが見えた。全然知らなかったよ。
辰野でJR東日本へとスイッチ。終着岡谷までをワンマン列車で走る。
しかし、昨年末になって絶望したものである。去年の飯田線オフ散会後にわざわざ辰野に来てクモハ123とか乗ってるのである。これをネタにして年賀状を作るって最初から思っていればどんだけ楽だったか(逝)日暮れも間近い1700に岡谷終着。岡谷乗り換えの時には地下道を通って乗り換えさせられることがあるのが困りものだが245Mは同一プラットホームとなる0番線に入ってくれるのでありがたい。
岡谷は寒いなあ。今朝のニュースでは諏訪の最高気温は4℃とか言ってたから今はもうそれ以下なのだろう。
1708発の444Mで上諏訪まで。飯田線オフで113系や115系に乗車できるのもこの辺りだけになることが多くなったなあ。
1718上諏訪着。
ホテルにチェックインしてしまうかどうかを話し合った結果、駅近くに夕食処として狙っていたいずみ屋さんが駅の近くということもあり、そのまま突入することにする。
1800前ということもありお店は空いていてくれたのはありがたい。
というかこちらがオーダーし終わったあたりでぞろぞろとお客さんがやってきてあっという間に満席に。しかもその後も来客は続きお断りを連発していた。これは突入しておいて大正解だった可能性が高い。お気に入りのみそ天丼と一口馬刺しをオーダー。
みそ天丼はお気に入りの味。そばを揚げたものがこんな風味あるものだとは知らなかったものなあ。お向かいに座ったMO−2氏夫妻のワカサギのフライと湯葉ステーキを分けていただいて堪能する。
ワカサギも湯葉ステーキもおいしい。馬刺しもうまー。馬だけに、という救いようのない一言はスルーしていただけた(逝)店を出て1900ルートイン上諏訪へチェックイン。今日のルートはこんな感じ。
一人なのにダブルルームを予約した駅長は4F。
ひとまず充電態勢を整えてからだらだらと持って来た七都市物語シェアードワールズとか読んでみたり。基本設定が面白いんだよなあ。2000になったところで風呂へ。脱衣所にMO−2氏がいた。
ここは諏訪なのでビジネスホテルであっても温泉があるところが多い。大浴場が基本装備のルートインなら当然のように温泉である。たっぷり浸かって(といっても世間一般の長風呂には程遠い時間である)あがる。コーヒーでも飲もうと思ってロビーへ行くと文市氏一家が。しばらく談笑してから千早ちゃんがおねむモードになったとのことで引き上げていった。
続いて、MO−2氏と奥さんが登場。しばらく談笑してから2130位に自室へと引き上げた。機器の充電をしつつPCでぐるぐる。
あ、エクスプレス予約をAndroid携帯からって試してなかったよなあ。やってみよう。あっさりできた。ただ、乗継が発生する時に最短の接続しか選べない仕様がよく分からない。取り敢えず押さえておいて列車を変更するとかでいいのかな。
2230、再度風呂へ。これは湯船に浸かるだけなので早々にあがる。これだけで冷え方が随分違うもんだ。
0000消灯。寝よう。
1月3日 長いのでご注意
0630。ISW11Fのアラームで起床。
しかし、6時間で20%もバッテリー消費ってどこで何食ってるんだ貴様。朝風呂に入ってから、VAIO Xでエクスプレス予約をいじってみる。結局乗り継ぎ後の列車だけ変更するとかってできなさそう。
じゃ、こだまで帰るか。指定席はほぼ一杯らしいので自由席でいいか。こだまならさほど混雑しないとは思うが。0730朝食。部屋を出たところでMO−2氏夫妻とばったり。1Fの食堂に降りると文市氏一家はすでに朝食中。坂行くんもいい子で食べてたようだ。
駅長はもりもり3杯飯(逝)部屋に戻り、出発の準備。
冷蔵庫に入れておいたお茶が凍っている(逝)諏訪の冷蔵庫すげえ、ってそういう話ではない。少し早目、0820にロビーへ降りる。何事もなかった新年のニュースをチェックしようと思ったらオウムの手配犯の逮捕が1面で驚いた。しかも大晦日の深夜だって。ネットのニュースを見たのが昨夜。新聞は2日はないから3日の掲載になったわけだが、ネットのニュースは昨夜にはすでに流れてしまっていたから気づかなかったと思われる。情報取得が鈍いなあ。
新聞を読みふけっていると、文市氏一家が外から戻って来た。時間を有効に活用して諏訪湖を見に行っていたようだ。見事に氷結してるという。うーん、こういう時に朝一に出発するプランだとなかなかに悔しいな。残念。
0850MO−2氏夫妻が降りて来たので出発する。
確かに寒いな。昨日の天竜峡の朝より確実に寒い。上諏訪駅まで歩く。駅前の温泉の噴水は当然ながらがっつりと凍ったまま。というかいつ来てもだれかが張った氷を割って回っているに見えるがその割られて放り出された氷片がやたら分厚くて驚く。これだけ分厚いとかなりの重さになるし、何よりどうやって割ったんだこれ。画面右端にちょっと写っている軽トラックがおぎのやのもの。
上諏訪駅に着いたらちょうどおぎのやのトラックが到着してワゴンの設置が始まったところだった。組み立てもそこそこに釜飯を求める客が群がり出すのには驚いた。駅長も加わって本日の昼食を調達。
青春18きっぷに日付を入れてもらって改札内へ。文市氏一家はあずさ10号で東京回りで帰る。MO−2氏夫妻はスーパーあずさで帰京。
みなさんおつかれさまでした。今年の飯田線オフもよろしくお願いします。
さて、544M豊橋行は313系1700番台3連。下諏訪からでも座れたのでまず座れるだろうというのがありがたい。
0919出発。さあ、6時間30分の旅の始まりだ。上諏訪発豊橋行き。
下諏訪で上り普通と交換。
次の岡谷ではE257系あずさが待っていた。これが文市氏一家の乗車するあずさ10号だな。向かいのホームでは313系3000番台が折り返し待ち。これだけ見るとここはJR東日本の駅ではないようにすら思えるな。辰野から先がJR東海エリアに入るので乗務員氏の交替。恐らくそれとは関係なく6分の停車。恐らくは中央本線の遅れに連動したこの列車の遅れを極力発生させないための緩衝帯の役目を果たしているのだろう。
伊那松島で乗務員氏が交替。
伊那松島から最後尾のドア位置が荷物室となった。以前は車両半分が荷物室扱いになっていたように思うが今は座席部分はすべて座れるということになる。北殿で下り列車と交換。213系だった。
ポニーを撮影してみよう。って、列車の速度が上がって一瞬で通り過ぎた上、ポニーいなかったよ。これがホントのUMA、とか(逝)
そしてこれ。ハッピードリンクショップ、って自販機やないかーい(逝)昨日見かけたのでネタとして押さえるべく待機した甲斐があったというものである。
いくらなんでもショップを名乗るのはおこがましい(逝)
結構埋まっていた座席は伊那市で結構な下車がありまたも空席が目立つようになった。
駒ヶ根で下り列車と交換するために3分停車。119系だった。
今日は昨日と打って変わり快晴だ。雪を冠した山々も青空に映えて美しい。特に中田切川の辺りは迫力だ。いいね。上諏訪から豊橋というのはどう考えてもバカルートなのだけど、これはこれでこのルートをチョイスしたのは正解に思えて楽しい。まあ、混雑する区間が少ないという意味では穴場だと思う。
中田切川を渡る。山がくっきり。
飯島で少し多く乗車があるが立席が出るほどではない。
伊那大島で、飯島から乗車した客が降りて行った。どうも観光バスで乗り付けた団体客だったようだ。車内はまた落ち着いた空気に戻る。
市田で下り普通と交換。313系3000番台だった。
1203飯田着。以前は1分ほどの停車時間、で停車中には何もできなかったが、今は16分停車になっていて、飲み物くらいなら十分調達できるはずだ。
空き缶を捨ててから改札を出る。キオスクへ。目的は遊牧館の飲むヨーグルト。この停車時間はこれを調達するために設けられたと思う。
……なーい。
おばちゃんに訊く。
「遊牧館の飲むヨーグルト、取り扱いがなくなったの?」
敢えて悪い方に訊いたのは、否定が返ってくることの期待。今売り切れてるだけだよな?しかし。
「そうなんですよー。保健所の指導で……」
という悪い方の肯定の答えが返ってきてしまった。なんだかなあ……。保健所?何したらそうなるんだ。これはかなりのショックである。
飲み物だけ追加調達した。
1219出発。乗務員氏が交替していた。あと、荷物室扱いも飯田までのようだ。上諏訪で調達した峠の釜飯を食べる。定番どころではない定番である。これぞマスターピース(逝)
15分ほどで食べ終わってしまった(逝)
おぎのやは峠の釜飯とともに発展したブランドだ。長野新幹線が開業する随分前から車内販売はもとより付近のドライブインなどでの展開を積極的に進めていたと記憶している。それは横川という鉄道での旅だけで得られる駅弁という希少性をなくしたが、販売ルートの多様性は新幹線開業で横川がメインルートでなくなる(どころかローカル線の終着駅に格下げ状態である)という致命傷を回避することに成功したはずだ。
がんばれおぎのや。また玄米弁当が食べたいなあ。横川行こうかな。
伊那八幡で交換のために停車。やってきたのは373系特急伊那路1号だった。
時又で下り普通と交換。213系だった。
天竜峡で乗務員氏が交替。
のんびりと天竜川の渓谷を楽しむ。空を見上げると薄い雲がかかってきたが、黒い雲ではないのでまあ心配ないだろう。伊那小沢で下り普通と交換。119系だった。しまった。ホームに出ておけばよかったよ。
大嵐を出たところでトイレにこもり、ヒートテックのタイツを離脱させた。もういらないだろう。
七都市物語シェアードワールズを読みつつふと車窓に目をやると渡らずの鉄橋事第5水窪川橋梁だった。そういえば半分寝ていたのに一昨日もすぐ手前で目が覚めたんだっけ。渡りそうで渡らない、が今年のキーワードなのかも。向市場のヘリポートチェックできなかったなあ。
中部天竜。60CSxを見ると1413。が、544Mの中部天竜着は1407なのだ。こっそりと5分ほど遅れているようだ。所定どおり2分停車して1415出発した。
ここで乗務員氏がまた交替。後は豊橋終点まで乗り通すようだ。少しうとうとして、目が覚めたら東栄だった。もう愛知県だ。
三河川合の駅を出るとき車窓左手、つまり南側に真新しい高架橋が谷あいにかかり、トンネルに伸びているのが見えた。そして緑色の標識。あれが三遠南信道か。どこまで開通するのだろう。
乗車時間も残り1時間を切った。太陽の光が赤みを帯びてきた。1列車で6時間半って酔狂以外の何物でもないと自分でも思うが、ゆったりした6時間半でもあり、残り1時間もうないと思うと少し寂しかったり。
三河大野で下り普通と交換。119系だった。
野田城で下り普通と交換。313系3000番台だった。長山で下り普通と交換。119系だった。
ここで気になって時刻表と60CSxを照合してみると見事に定刻。どこでどうやって5分も短縮したのだろう。豊川で大量に乗車があった。ここまでくればローカル線というより都市近郊路線としての性格が強い飯田線である。
3番線に豊川折り返しの普通が到着するのを待って出発。119系トップナンバー編成だった。牛久保を出たところで213系とすれ違った。
豊川放水路を渡り1554豊橋着。最後のほうにホームへ降り立った。
どうしても座っているので初動が遅れる。ま、仕方ないな。2番線に豊川行の119系がいたので、別れの言葉をつぶやきつつシャッターを切った。さよなら。リニア・鉄道館で会うことは多分出来ないだろうから。
さよなら。
いったん改札を出て、新幹線改札へ。EX-ICカードがあっても青春18きっぷとは併用しづらい。まあ、青春18きっぷは自動改札が普及した都市部の駅とも相性が悪いのでこのあたり何とかしてほしいと言い続けている駅長である。
新幹線改札から13番ホームに降りようとしたらすごい人。あ、直前のひかりの到着だ。なるほど。降りる人も多い訳だ。で、少し待ってそれらの人がいなくなったらホームはがらがらになった。
取り敢えず7号車の印に立ってみる。
やがてこだま661号が到着。JR西日本の700系だった。
車内に入ると3列側の通路側だけど座席を確保出来た。これで一安心だ。こだまもすっかりメインは700系。
のぞみの通過待ちをしている間に駅構内の一番向こう側を119系がいたので豊川へ向けて出発して行くのが見えた。さよなら。もう一度つぶやく。
1616出発。新大阪まで1時間40分程。のんびりしよう。
トイレに行ったらドリンクの自販機の横に新幹線オフィシャルグッズが売られているのを発見した。700系は今こんなもの売ってるのか。知らなかったよ。メタルストラップと6連ストラップを調達してしまった。
三河安城で2列シートに空きが出来たのでそそくさと移動する。
名古屋で大量に下車。車内は一瞬だがガラガラになった。ただし結構な乗車があった、といっても相席が発生するほどではなかった。
車内販売嬢が回ってきたのでホットコーヒーを所望した。
コーヒーをすすりながら七都市物語シェアードワールズを読み進める。骨太で面白い。いいねこれ。
意外だが岐阜羽島でも米原でも結構な乗車があった。恐らくは新大阪から西へ向かう需要がそれなりにあるのだろう。
伊吹山の辺りは真っ白だった。京都に到着するころにはもう真っ暗だ。
1750、いい日旅立ちのオルゴールが流れ、列車が減速を開始する。間もなく新大阪に到着だ。合成音声のアナウンスの後、車掌氏の肉声で乗換列車の案内が告げられる。
1753新大阪到着。まだ自宅ではないが、旅の終わり、という言葉が口をついて出た。いったん改札を出てから在来線改札をくぐり、221系快速で大阪まで。
反対側のホームにはこれから長躯青森へ向かう寝台特急日本海の青い車体が見えた。日本海もこの春のダイヤ改正にて臨時列車化が決まっている。なんだかとても悲しい気分になった。阪急梅田への最短距離となる御堂筋口からヨドバシ向かいの歩道橋を渡り発車1分前の急行に乗り込んだ。
豊中に着いたらサービスセンターで今月のマグネットを調達。後はバスで帰ろう。
1830帰宅。うん。いろいろあったけど、楽しかった。本日のルートはこんな感じ。
ドキドキしながらメインPCに電源を投入。
起動自体正常にできることを確認。ここでそのまま遊び出すと落ちる、のが今までのパターンではないかと推測している。なのでこのまま夕食後まで放置。夕食後PCを操作を始めるが異状なし。やはりそこなのか。
WILLCOM9のバッテリーをオンラインで注文。さて、無駄遣いにならなければいいけど。さて、microUSBのケーブル、忘れてきたと思っていたが家にもない。なんてこった。また必要に応じて増備するかなあ。ただ、WS027SHの稼働率いかんでは汎用のケーブルで問題ない訳なのでここらが思案のしどころかも。
PCの調子は絶好調。なんなんだ。
1月4日
七都市物語シェアードワールズ読了。
魅力的な舞台を用意するだけで魅力的な物語を書いちゃう人がいるわけだ。面白かった。クルガン参謀長があんなに熱いキャラというのはちょっとイメージが異なるような気もするが、あんなものかもしれない。仕事始めふにふに。特定の人の継続だの代理だので1日忙殺される。休むなよこんな日に(逝)1820撤収。
ヨドバシへ突入。主に充電ケーブルのラインナップの確認だがやはりねらったタイプのものはなし。PowerBankが現役ではあるけど更新を考えるべきなのか。ま、PowerBankの導入はSL-C860の投入時だから2004年なのだよなあ。
初轟沈(逝)
1月5日
仕事ふにふに。忙しい。忙しいのに残業ほとんど禁止令が出てどうしろと。1910撤収。龍峡亭へ電波して、振込金額を再確認。152245円。
そのままもよりのATMから振り込む。まあ、なんだ。クレジットカードを使ってポイント分を儲けようとしたら振込手数料を支払うはめになったという典型的な泥沼状況である(逝)WILLCOMから商品出荷のお知らせ。明日届くかどうか、だなあ。
梅田でラジオショックへ突入。
いろいろ物色するが、見たかったJISメスを入力元とするケーブルはやはりなし。ま、そういうもんだろう。
で、L-04Cの保護シートが250円で山のように売られていたのでそれと単3電池のケースを調達。330円。これで、新春キャンペーンとかでDocケーブルかmicroUSBケーブルか単4アルカリ電池10本(期限切迫品)かLANケーブルをくれると言う。単4アルカリ電池の価格が80円であることを考えると処分キャンペーンなのかもしれない(逝)microUSBケーブルをいただくことにした。2020の急行に座れた。9005Fだった。
夜、轟沈(逝)
が、奇跡的に0120に目が覚める。今から雑用をしてベッドに入れるのは遅いと0300。が、これまで2時間くらいは寝ているはずだ。なら、いいか。というわけで風呂から。
デバイスの充電態勢に入る。
今日になって初めてauの純正充電器を開封したのだけど何だこりゃ。AC-USBとmicroUSBのケーブルの組み合わせじゃないか。ガラケーのころより純正品の地位は低下しているようだ。まあ、PCと連動することも考えると別のケーブルを用意しなくていいのはメリットではある。現にWILLCOM9やWS027SHは別にケーブルを用意しているから無駄と言えば無駄だ。が、既存のケーブルにアダプタを添付するというdocomo方式でもよかったように思うのだが。
でもう1台のPowerBankが完全に干上がっていることが判明。なんだなんだ。充電しなかったんだっけ。あわてて充電態勢に入る。
今回、ぜんぜんカメラとか準備してないよ(逝)
そんななか0300寝る。
1月6日
Book1stで頭文字D44巻を調達して出勤。仕事ふにふに。奇跡的に1810撤収。なんだ、また雨か(逝)
中之島をぽくぽく歩き、梅新南の天下一品で夕食。
紀伊国屋書店で七都市物語本編を調達。読みたいと思ったのに本棚になかったので、探すのを諦めたのは内緒だ(逝)
帰宅して出撃準備。
基本装備は飯田線オフと同じ。ただしヒートテックのタイツとZippoのハンディウォーマーはもたない。お、WILLCOM9の電池が届いているぞ。早速起動。
少し充電してみたらメール受信中にもあっさりと落ちなくなった。よかった。やっぱり電池か。2230出撃。
豊中駅に着いたら急行が目の前で出発して行った(逝)次の普通で十三まで。十三で快速急行へ乗り換える。
三宮到着は2330だって。ジャンボフェリー接続の連絡バスが2330(逝)さっきの急行に乗れていれば1本前の快速急行に乗れてたか。ま、フェリーの出航自体は0100なのでこのくらいの誤差ならいざとなれば三宮からタクシーでも間に合うはず。2330三宮着。まあ間違いなくバスは乗り場にもういないので、諦める。
ま、ターミナルまではバスで5分である。てことはタクシーなら3メーターくらいだろう。でもぽくぽく歩くことにする。
2350、フェリー乗り場に着いた。まあだいたい想像の範囲の距離と言うことだ。雨でなければ歩いても問題はないな。早速チケットを調達する。
PiTaPaで精算したら所定1800円が1710円になった。ささやかだがこれはありがたい。3Fの乗船口には既に30人ほどが列になっていたので並ぶ。ここで日付が変わった。また明日。
1月7日 長いのでご注意
というわけで三宮のジャンボフェリーターミナル。ぼーっと待つ。0035乗船開始。
カーペット席を確保して一安心。横になれるくらいのスペースがありそうなので、出港を待たずに、寝る。0425、音楽が流れて高松東港への入港を告げた。まだ時間はあるのだけどそそくさと準備して下船口へ向かう。
……ちょっと早すぎたかな(逝)とはいえ、0450には長い列が出来ていたから、先へ先へ急ぐならそれくらいの方がいいのかもしれない。
0500定刻に高松東港へ着岸。
ぞろぞろと連絡バス乗り場へ。ちなみに、神戸港側の連絡バスは200円かかるが高松東港側の連絡バスは無料である。バスが高松駅に到着したのが0520。
駅前と言いつつ駅までは少しあった。時間にして梅田から大阪駅くらい、か。寒いけど信州ほど寒くない(当たり前か)。ヒートテックのタイツを投入しなかったのは多分正解である。
そして防風ジーンズの威力はかなりのものだ。これは定番化してほしい。駅に到着。みどりの窓口へ直行する。同じ事を考えてる人が多いかとも思ったがそうでもなかった。
バースデーきっぷを調達。誕生日月に3日連続でJR四国のグリーン車乗り放題で10000円というものだ。通年発売の四国フリーきっぷは自由席用で20000円だから結構ビッグな誕生日プレゼントと言えるかもしれない。
合わせてマリンライナー6号としおかぜ1号のグリーン指定を押さえる。トイレで洗面を済ませて入場。バースデーきっぷは自動改札対応なのが嬉しいね。スムーズだ。
マリンライナー6号は8番線から発車。
JR四国の5000系と西日本の223系5000番台の併結である。もっとも5000系は223系と基本仕様は同一なので、はた目には区別はつかない。ただし5000系には ザクレロこと2階建のグリーン車が連結される。2Fと平屋部分がグリーン車で、1Fが座席指定車だ。座席指定車にはもう乗ったのでここぞとばかりにチョイスした訳だが。
車内は211系に始まる東日本の2Fグリーン車とさすがによく似ている。座席は座面が別途スライドするタイプで全部倒すと太ももが持ち上げられてなかなか心地いい。
0608出発。
今回の旅行、土讃線から先に回るか、予讃線から先に回るかでどっちもプランニングしたのだ。結果、予讃線回りにしたのだがその理由の一つに土讃線回りでマリンライナーに乗車する場合は1800を過ぎているので真っ暗になってるだろうなと言うのがあった。 でも、今も真っ暗だ(逝)
ま、冬だしなあ。
それでも瀬戸大橋に入ると少しずつ東の空に赤みが射して来るのが見えた。
瀬戸大橋の四国側はコンビナートで夜は工場萌えの人にはたまらない風景が見える。が、マリンライナーとかは高速で通過しちゃうんだよな。ムーンライトはそろそろと通過してくれて実に感動したのだけど。
0637児島着。
向かいのホームには普通岡山行が停車中。湘南色だ。もうあと何度お目にかかれるかな。
改札を抜ける。児島で乗り降りするのは大学の時以来だからざっと20年ぶりになるか。夏の旅行だった。鷲羽山のユースホステルに宿泊したんだっけ。
その後、オーダーメイドのジーンズをつくってみようとか思ったりしたが、急に横幅が成長したことに恐怖を覚え、計画は中止されたままである。そろそろいいかなとも思ったりするけど。Dailyinでサンドイッチを調達して朝食とする。まあ、車内販売が来ればそれはそれで。あと、ベティスミスの生地で作ったストラップとペンケースを調達してみた。お土産である。自分用に決まってるじゃないか(逝)
あ、児島風の道って下津井電鉄の跡地か。一度歩いてみたいなあ。
下津井電鉄には乗ったこともある。これは瀬戸大橋開業前、高校の時だ。なんだおい、年とったなあ(逝)0745のしおかぜ1号で再び瀬戸大橋をわたり四国へ本格的に踏み込んで行く。しおかぜ1号は8000系。最後尾の8号車の半室がグリーン車である。
8000系。これは貫通型の先頭車。
こっちが非貫通型。
明るくなった瀬戸大橋を渡ったところで眠くなったので素直に寝ることにする。
目が覚めたら伊予三島。もう愛媛県に入っていた。この旅行、香川県にはもう戻らないルートなのでちょっと残念。まあ、琴平電鉄をまた攻めに来よう。
8000系は振子式車輛だ。カーブでは一瞬早く車体がくんっと傾くのが判る。振子式車輌で酔っちゃう話を時々聞くが、列車がカーブを抜けて行くイメージを持っていれば酔わないと思う。それに気づかず、本を読んだりすると酔っちゃうかもしれない。 といいつつ酔ったことがあるけど(逝)
このグリーン車は電動車なのだけどインバータの音が車内に入って来ず非常に快適だ。さすがはグリーン車というべきか。 って思ったけど勘違いでモータなしだけどパンタが付いてるだけだった。勉強不足である。
伊予西条辺りでは結構雲が多かった空も、今治を過ぎ、伊予北条と松山が近づくにつれて空は青く、明るくなってきた。うむ。いい感じだ。
1005松山着。
まずはみどりの窓口で、今日乗車する宇和海15号と、明日乗車する南風12号の指定券を押さえておく。さて、伊予鉄道市内線に乗ってまずは松山市駅へ行こう。
ちょうど目の前を古町へ向かう坊ちゃん列車が通り過ぎた。
松山市駅で郊外電車に乗り換える。
車輛は元京王井の頭線の3000系だ。同僚には元京王線の5000系もいる訳で本家では軌間が違い並ぶことのなかった両者が並んでいる訳でなかなか楽しい。元京王5000系の700系
元京王の3000系
ここの目当ては先程通ったばかりの大手町。鉄道線唯一の平面交差を楽しもう。伊予鉄道は2年前に来た時に堪能したけど市内線だけで郊外線は全然乗らなかったんだよな。
とは言え郊外線も乗ったことはある。児島で下車した経緯と同じ、大学の旅行だ。その時は松山から呉に船で渡ったのである。
平面交差を通過していったん古町へ。
ちょうど折り返しの坊ちゃん列車を見ることもできた。
折り返して大手町で下車。平面交差を通過する電車を撮影してから松山駅へ戻った。
キヨスクで温州みかん100%ストレートのジュースを調達する。飯田線オフの時に広告を見つけたのだけど現物を見つけられなかったのだ。四国なら、愛媛なら、と思ったらどんぴしゃりである。冬しか売られない期間限定品らしい。
駅の中のうどん屋さんでぶっかけじゃこうどんを食べる。じゃこの天ぷらが味わい深くおいしかった。もちろんうどんも讃岐うどんでかなりのものだ。
さて、青春18きっぷのポスターなどでおなじみ、下灘へ行こうと思う。
1142の4919Dで出発すれば下灘で40分ほど時間が取れるのだ。海を見てのんびりするのもよし。というわけで4919Dで出発。キハ54の単行だ。
車内は暖かくうとうとする。目が覚めた。いよながはまって言ってるぞ。え、そこまで行ったら行き過ぎなんじゃん。降りますっ。
陽光降り注ぐホームに降りた。
って、伊予上灘だここ。
下灘は一つ先。げーん。
間違ったー。さてどうしよう。
歩けないか、とも思ったが、ISW11Fで地図を呼び出すと5kmだって。1時間強だと間に合わないよ。で、この駅も少し高いところにあるだけで海が近いので散策してみることにする。
駅は2面2線で、ホームの中程にある階段を降りる構内踏切が残っているこれはこれで味のある駅だ。
駅前から少し歩くと、海が見えた。青空に青い海。冬だけど気持ちいい。国道はR378か。
さらに水際まで降りられるところがあったので行ってみる。
水が綺麗だ。風もあるけど寒くない。やっぱり信州に比べれば、ということだろうか。
国道沿いに少し歩いたら、お、道の駅だ。道の駅ふたみ。双海町にあるかららしい。のぞいてみよう。
イベント開催中らしく賑わっている。いか焼きの香りが胃をくすぐるなあ。
海沿いの駅だが海産物はメインではないようだ。縁結び系のイベントが多く開かれてるようだが、これから縁を結ぶのではなく 、結ばれた後のメンテナンス的な意味合いに見えたので乗っかるのはやめ(逝)そして残念ながら記念きっぷは扱ってなかった。駅に戻る。
時刻表を確認する。乗車するのは下灘から乗車する予定だった4920D。あ、これ伊予市行なんだな。松山まで戻れないのか。そうか。松山まで戻れないと食事の調達が厳しいな。。一応さっきうどん食べたけどあれで夜まで、というのはちょっとしんどいけど。
ポンジュースを飲む。自然な酸っぱさがいいなあ。甘さにも自然なものだけ。これ、いいね。
やって来た4920Dに乗車。1308発。
伊予市1322着。乗り換えの宇和海15号は1番線からか。駅前を眺めて見ると屋台村のようなスペースがある。たこやきが売ってるな。これでいいやと調達した。
1334発宇和海15号の指定席はなんと1号車1番Aだ。ここまで一発で取れた経験もあまりない。
やって来た宇和海15号は2000系試作車編成だ。TSEのマークを掲げる2001を先頭にしてやって来た。また、車内にはローレル賞のプレートが掲げられていた。1990年か。
そして1番A席は展望車状態。いいね。あとで調べると非貫通型で普通車というのはこの試作車編成だけらしい。シートからの1枚。
さて、初めて乗車する内子回りの高速線。2000系がそれこそドリフトしそうな勢いでぶっ飛ばす。あまりにリズミカルに飛ばすので内子到着前に寝落ちした(逝)目が覚めたら伊予大洲だったり(逝)
宇和島までのんびり。1442着のところ2分ほど遅れていたらしい。
今日、宿毛まで乗る南風13号の指定券を押さえてなかったことを思い出したので押さえておこう。窪川までの予土線4824Dはキハ32か。この時期の車輛はトイレなしなのが痛いんだよなあ。
運転室のスタフをみると江川崎で20分ほど、土佐大正で3分ほど停車するようだ。少なくとも江川崎はトイレ休憩ができそうだ。1528の出発直前にラッピング車である海洋堂ホビートレインが到着した。あわてて外観だけ撮影しておく。
車内もフィギュアがいっぱいらしい。
出発。
車内は座席が半分程度埋まるという感じ。お遍路さんがいるのが四国だね。北宇和島で予讃線と分岐。分岐後は延々20‰を越える急勾配が続く。10分以上走ってやっと務田に着いた。
次の伊予宮野下で大量に下車。お遍路さんも降りて行った。うとうとしていたら江川崎に着いた。ホームに出るのは下車客だけではなくて乗り続ける客も。22分停車である。
駅の内外でシャッターを切った。休憩〜
さて、ここから先が四万十川に沿って走る区間だ。って知ったように書いているが江川崎にあった観光マップを見て初めて知った次第(逝)
予土線は10年以上前だけど、200LXを使用するようになった後に、清流しまんとトロッコ号に乗るために来たことがあるのにである。薄暗くなって来た車窓を眺めつつ日誌を補完して行く。たった1週間だけど日が長くなったような気がするなあ。大みそかは1700には真っ暗だったような気がするんだけど。ま、愛知より西にある高知の方が日没時刻は遅いんだけど。
土佐大正で下り列車と交換のため3分停車。こちらもキハ32だった。
ところで土佐大正のひとつ手前の駅が土佐昭和なのだ。ちょっと両者にはエピソードがありそうである。打井川。ここが海洋堂ホビー館の最寄り駅らしい。どんななのだろう。
そろそろ、明るいのは空だけになって来た。若井。ここで予土線は終点だ。終着窪川までの1駅は土佐くろしお鉄道中村 ・宿毛線の路線となりJRの乗車券しか持っていない場合は別途運賃を支払う必要がある。が、バースデーきっぷは最初から土佐くろしお鉄道も乗り放題対象なので問題ない。なお、窪川から特急で中村方面へ向かう場合で、窪川改札口を出ないなら、この区間の運賃は不要となる。
1749窪川着。もう真っ暗だ。西の空、山の向こう側に鮮やかなオレンジ色がわずかに残っていた。
駅舎内にあるキヨスクにいくつかほしい物を見つけたので明日調達しようかな。1805発の南風13号で出発。本日のラストランだ。
若井の先、分岐点で運転停車、上り特急と交換した。分岐点は若井駅構内ではなく単独の信号場の扱いなのだな。川奥信号場と言うらしい。
なお、予土線より土佐くろしお鉄道線の方が海側、つまり左にに分岐するはずなのに信号場で土佐くろしお鉄道の方が右に分岐する。これは右に分岐したあとにぐるりとループ線で一気に海近くまで下っていくのだ。残念ながらループ線はトンネルの中にあり、60CSxのログは全く取れない。カーナビのログのように慣性による移動ログが取れればまたおもしろいのだろうけど、本来そういうログを取るための機器ではないのでちょっと残念だ。さて、南風の車輛は宇和海で乗ったのと同じ2000系。1号車が半室グリーン車なのが宇和海とは異なる。また、グリーン車は8000系よりも席数が多い。宇和島、高知方面と観光地向けに運用されるからだろうか。
中村の到着手前に渡った鉄橋が四万十川だろうか。真っ暗なのでよく判らない。
中村を過ぎると折り返しのために座席を回転させるとの放送が入った。つまりは普段の乗車率はそのくらいということになるか。
1903宿毛着。
宿毛は新しい駅なので道路を割って高架上に鉄道が走っている。つまり線路沿いに道路が整備されてない。ホテルまでの地図はあるがどれがどの道なんだこれ(逝)
本来であればランドマークになりそうな大きな店はいくつかあるがそれがGoogleマップに載ってないので余計に判らない(逝) コーナンがGoogleマップに載ってないなんて!(逝)
適当に歩いてみるつもりではいったドラッグストアでお茶を増備。58円はかなり 安いよ。
見つけた。ここだ。1930秋沢ホテルへチェックイン。 本日のルートはこんな感じ。
宇和島から宿毛は本当ならバスで直行がスジだな。朝食0700開始が所定のところ0718の列車に乗る、と言ったら0630にしてくれた。これはありがたい。
2000夕食。
かつおのたたきだ。いいね。これを期待していたんだ。わかさぎのフライにブリの塩焼き。かなり豪勢だった。
一品料理のお品書きに清水サバがあった。さっき南風の車内にあった雑誌に書いてあったんだよなあ。いわゆる瀬つきのサバでおいしいらしい。えーい頼んじゃえ。……売り切れだって(逝)残念。それでも3杯飯。おひつがからになったんだよ(逝)
食後に風呂に行く。温泉ではないけど大浴場があるのはありがたい。
でも脱衣所が寒い。お湯も少しぬるいので湯をどんどん足してしまおう。後、朝風呂はないのが残念。ま、部屋のユニットバスでシャワーを浴びることはできるからいいか。
部屋に戻り、日誌編集を進める。昨秋の大井川鐡道探訪から過去ログの方には写真を多用する編集形態をとってみたらけっこう楽しいので、続いているが、すべてをVAIO Xで行うのは初めてだがさてどうだろう。
眠気に負けて2300消灯。
1月8日 長いのでご注意
目が覚めた。時計を見ると0530。いいや、起きるか。
照明をつける。しかし寒いねこの部屋。エアコンが設定温度30℃になっていても寒すぎるのは出力の問題か。シャワーを浴びるかな。暖めて冷える前に武装してしまうのが良さそうだ。
……お湯が出なーい(逝)
シャワーもあきらめる。この手のトラブルはクレームを言ってどうなるものでもないので最初から諦める駅長である。
着替えて顔を洗おう。ん、お湯が出た、がぬるい。てことはシャワーから吐出するまでに冷めてしまってるのか。いよいよクレームの意味がないか。
で、当然のようにお茶が冷蔵庫の中で凍ってるぞ。この冬は冷凍庫が冷蔵庫のコスプレをするのが流行りなのか(逝)
0630朝食。
部屋の設備に問題があるように思うが、本来0700からなのが0630からとしていただけるのは大変ありがたい。サバの塩焼きがおいしかった。今朝もおひつが空っぽの3杯飯。
0700チェックアウト。む。寒い。昨日の朝より寒いな。
足早に駅へ向かう。昨日通ったルートが結果的に最短ルートだったようだ。駅の外観を撮影してから駅舎へ。開業25周年の記念きっぷを調達。
0716の310DはTKT-8002号車。沿線の大月町をイメージしたデザインだ。車内は転換クロスを一部に採用したセミクロスシート。クロスシート部分の窓が一際大きくなっているのが観光客に配慮したものか。車体はステンレスで海が近い沿線を考慮したものか。
新潟鉄工製のこの車輛は明知鉄道や北近畿タンゴ鉄道、長良川鉄道など多数の第3セクターで同型車両が走っているはずだ。車内は見事に学生だけ。駅長と運転士氏以外は皆未成年である。ま、日曜朝ということもあるのだとは思うが。でも、平日ならもっと学生だけなのかも。
土佐くろしお鉄道は、元国鉄中村線を転換した第3セクターだ。中村から宿毛は転換後に開業した路線で、高架やトンネルが多い。また、当初より特急が高松や岡山から直通している。
有岡で下り列車と交換。中村町モデルだった。
0746中村着。駅長と一人以外は全員が下車。ここで27分の停車だ。
下り列車と交換。2連で後ろの1両は無動力回送。ここで切り離しになった。
0813、あしずり51号の到着を待って出発。継続乗車の2人に加えて2人が乗車した。
あ、中村駅近くの川は四万十川じゃないのか。どこだったんだろう。あとで地図で見ると中村到着直前に渡った川が四万十川だったようだ。完全に見逃してる。
中村以東では地上を走ったり踏切があったりする。
土佐入野で中村から乗車した3人全員が下車。代わってに1名が乗車。
海の王迎の手前で車窓に海が見えた。有井川も海を望む駅。ここで1名乗車。
次の土佐白浜は駅名標に渚の潮騒が聞こえる駅、と記されていた。車内に射し込む朝日が眩しい。
佐賀公園も海沿いの駅。
土佐佐賀で下り列車と交換。三原村モデルだった。1名乗車。おっさん、寒いからって待合室でタバコ吸うな。
ここで海に別れを告げて内陸に分け入って行く。荷稲で2名乗車。車窓はすっかり農村の風景だ。エンジンをうならせ、列車はさらに山中へと分け入って行く。空は雲一つない青空。快晴だ。
だんだん空が近くなってくる。どこまで上るんだ。
若井着。あ、合流の信号場を見逃した(逝)
あれ、左手の川が四万十川だ。でも向かいから流れてくる。どうも根本的に認識が誤っているような気がする。0917窪川着。
1番線は土佐くろしお鉄道専用で、これまた専用の駅舎へ直結している。他の第3セクターと違い、普通に乗り換え通路もある。そちらを通ってもいいのだけど、取り敢えず土佐くろしお鉄道の駅舎から外に出る。JR側の駅舎へ。
お土産(というか家で自分が食うのだが)としてアオサの佃煮とカツオのふりかけを調達。……カバンが重くなった(逝)で、この駅舎寒い。日が当たらないのに開け放しているからだろう。
耐えられなくなったので早々に日の当たるプラットホームへと逃げ出した。想像どおり、日なたは風がなければ十分暖かいよ。
窪川駅は前述の1番線から4番線まで。4番線は予土線が専用にしている。2、3番線がメインのホームのようなのだけど、このうち3番線はほぼ特急専用という贅沢な使い方である。1004発の南風12号に乗り込む。グリーン車だから最後尾の1号車だ。
南風12号。
車内では寝る。温かくて気持ちいい。
須崎の手前、海が見えた。海が見えたり隠れたり。また見えるかな。でも見えなかった。とか楽しい。
目が覚めたら伊野。次の停車駅が高知だ。ここからは土佐電鉄が併走する。路面電車だけどこの辺りはほぼ専用軌道のようだ。
1105高知着のところが2分ほど遅れたようだ。
4番線で待っていた安芸行5866Dは阪神タイガースラッピングの9640-10号車だった。黄色と黒の島模様は警戒色じゃないぞ(逝)
沿線の安芸は、阪神タイガースが長くキャンプ地としていて馴染み深いのである。
海側のクロスシートを確保することができた。車内は中村・宿毛線向け車輛よりはロングシートの比率が高いセミクロスシート。ただ、この転換クロスのシートバックが高い。座り心地はいいのだけど、前が見えないよ(逝)
ちょっとわかりにくいか。
1119出発。
1駅目の薊野で土佐くろしお鉄道車の高知行と交換した。車内は結構混雑していた。次の土佐一宮で下り特急と交換。アンパンマンカーだった。前頭部にアンパンマンとメロンパンナちゃんが飛ぶ姿をデザインしているのだけど、このデザインでぶっ飛ばしてくるとなかなか迫力があるもんだね。
後免から土佐くろしお鉄道線に入る。乗客の一部が入れ替わったがなかなかの乗車率だ。
市街地を高架で飛び越えて行く。
野市。山側の小さな山の頂上に見える欧風の城のようなものはなんだろう。下り(後免からの土讃線に合わせて奈半利発が下りなのだ)高知行と交換した。ホームには結構な待ち客がいる。あかおかの手前から車窓に海が広がる。近くの港は漁港かな。結構な数の下車があった。
夜須は駅前が道の駅のようだ。
快晴の空の下、キラキラ光る海がまぶしい。コートを着たままで車内だと暑いくらいだ。
終着の安芸には1219着。
高架の島式ホーム向かいに奈半利行5868Dが待っていた。2連を分割して1両は高知方面へ向かうようだ。海側のクロスシートを確保できた。
5868Dは1233発。整備された路線を快走する。あ、でも伊尾木・下山間の直線に70km/h制限がかかっていたのはなんでだろう。
そうそう、この区間には踏切があった。新しい路線だから立体交差が完了していると思い込んでいたので意外だった。あ、もしかして踏切があるからの70km/h制限なのか。下山を過ぎるとまた線路は高架へと上った。
田野も道の駅が駅前にある。それ以外も併走する道路の駅間にも道の駅が見えたからさすがは観光地へ向かうルートと言ったところか。
1253終着の奈半利へ到着。
高架上にホーム1面の駅。改札もすぐ横にある。フロアとしては3Fになるらしい。
さてどうしようか。すぐに折り返してもいいのだけども腹減った。3Fにはイタリアンレストランが入っている。眺め良さそうだけどイタリアンという気分でもなかったのでパス。休日限定のランチが2人前しかないというのがちょっと気に入らなかったのかも。ひがんでるように思うかもしれないが、きっとひがんでるのである(逝)
地上に降りてみた。駅外観を撮影する。
奈半利駅前。いい天気。
道路向かいにトンカツ屋さんがあるのが目に入った。ああ、ここでいいかなあと思うが何かいっぱいっぽいので扉も開けずに転進。
駅下の物産をのぞいてみる。日替わり弁当があるのを見つけた。珍しく即決。
即決したのは今なら折り返し高知行5835Dに間に合うからだ。エレベーターで3Fに戻り、さっきまで乗って来た車輛に乗り込んだ。幸い帰りも海側のクロスシートを確保できた。1305出発。
弁当をまくまく食べる。煮込みハンバーグとか手作り感あふれるメニューがなかなか。品数も多く500円で結構楽しめた。
ところで添付の箸がほっかほっか亭のなのはどういうことなんだろう(逝)この列車は安芸から快速となる。車掌が乗務すると、運転士氏からアナウンスがあったけどこの車掌さんは車内案内専任のようだ。
で、安芸で向かいのホームにいたのはJR四国の1000系。ありゃ。JR車の乗り入れもあるんだな。となると9640系に乗れたのはラッキーということになる。ところで9640はくろしお、な。ラッピングとかされていない一般車にはやなせたかしデザインの各駅キャラクターが帯に描かれている。9640形一般車
しかし、海と空が青いことと言ったら。オープンデッキ付車輛に乗るプランにできなかったのは残念だ。
あかおかで海に別れを告げる。
野市。さっきはたくさんの待ち客がいたけど今回はそうでもなかった。午前中に市街地を目指す流れだったのかもしれない。
後免に戻って来た。0番線にやたろう号が停車中。くじらをイメージしたデザインだ。車内はオールクロスシートかあるいはクロスシートの比率が高いようでより観光向けに振った車輛に見える。この列車がオープンデッキ付らしいのだけど、よく判らない。
1423高知着。
改札を出る。やっと最近、自動改札に大荷物用(実際は車椅子用だと思うが)の幅の広いエリアを設置する駅が増えて来てくれたのは大変ありがたい。土佐電鉄の高知駅前停留所へ。
取り敢えず来た電車に乗ってはりまや橋まで。平面交差するはりまや橋で電車を撮影する、がここ電車はたくさん来るけど撮影ポイントとしてはよくないな。クルマにカブられる可能性が高い。伊野側の歩道橋からしばらく撮影して撤収する。
結局高知駅まで歩いて戻って来た。
キヨスクをのぞいたら土佐カツオめしというのが目に止まった。小腹が空いてるしボリューム優先の弁当でもないし、500円なら安いか。
あと、杉材を使用したヘッドマークとかのコースターとストラップとか見つけたので調達してしまった。ホームに上がる。
高知駅は高架駅だ。前回来た時にはまだ工事中だったか。夜遅くついてそのままフェリー乗り場へ向かったんだよなあ。
高架化されたホーム全体(完全ではなく多度津方の一部だけど)をドーム状の大屋根で覆っている。材質はなんと杉。くじらドームと愛称がついている。天井(?)が高くなり開放感が半端ではない。
屋根と列車をからめてシャッターを切って回った。土佐くろしお鉄道の9640形とJR四国の1000系が併結する列車はやっぱりあるんだな。取り敢えず撮影しておこう。
そうこうしているうちに1番線に南風12号が入線して来た。なんとこの旅行、始発駅から特急に乗るのはこれが初めてだったり。
車両はもちろん2000系。さらにアンパンマン列車で、車体全面にアンパンマンのラッピングが施されている。
アンパンマンシートはグリーン車の後ろ半室のようだ。
1613出発
早速カツオめしをいただく。
すこしご飯が固いというかほぐれがよくないけど、カツオの味わい深い弁当だった。値段相応ってところかな。
土佐山田を過ぎると列車はぐいぐいと山を上り始める。山の中をビュンビュン飛ばしていると眠くなったのでお昼寝。
目が覚めたら山の中の駅で停車中。土佐岩原。運転停車だな。しばらく待っていると下りの南風が軽やかに駆け抜けて行った。
暮れて来た渓谷沿いを轟音を立てて走り抜ける。いつの間にか県境を越えて、大歩危に到着した。
薄暗くなって来た大歩危峡を眺める。
前にここに来たのはもう何年前だったか。ムーンライト高知で四国入りして、早朝の渓谷を眺めたんだっけ。200LXは既に持っていた時期のはずだけど、まだステーションは出来ていないころじゃなかったかなあ。ちなみにその時は徳島線から高徳線を乗り継いで青春18きっぷだけで帰阪したはず。今はもうそんな元気はないかも(逝)1722阿波池田着。
今日も徳島線に乗り継ぐのだけど、特急から乗り継ぐのに次の乗り換えが40分後というのは扱い悪いなあ。やって来た折り返し478Dとなる列車は最新型1500系2連だった。ワンマン設備をデフォルトで装備しつつ車内は3ドア転換クロスシートというアメニティは駅長のお好みである。途中の穴吹で特急剣山にスイッチすることも考えていたのだけどこの快適な車輛で行けるならこのままでもいいかなあ。
パンタがない以外は電車そのもののスタイル。
478Dは1806阿波池田発。待っている間に辺りは真っ暗になってしまった。吉野川とつかず離れず走る路線だけどまあ、車窓は期待出来そうにない。VAIO Xを取り出して日誌の編集をふにふに。
さて、1500系の転換クロスは、固い。この固さはあおなみ線の1000系のシートの固さにも通じるかも。
転換クロスシートだけど車端部は固定のタイプだ。で、固定となっているシートよりも転換出来るシートの方が傾きが駅長好みのようだ。
転換クロスは構造上転換出来るシートは背ずりが薄くならざるを得ないので固定されているシートの方がゆったりとしているのだけどこの車輛は別の印象を持ったな。車内は空いていたけど、貞光で男子高校生の大量乗車。座席が埋まった程度だけど。VAIO Xで日誌を編集していたけどこれよりさらに混雑する可能性を考えてVAIO Xをいったんサスペンドさせた。
1858穴吹着。やっぱり下車。
30分ほど後にこの駅で折り返す特急剣山10号にスイッチしよう、ってこの時間帯で、このクラスの駅でもう駅の営業時間終わってるのか。驚いたよ。駅前には何やら名物らしい和菓子屋さんが店じまい中。ぶどう饅頭ってどんなだろう。
駅の窓口は閉まっているけど、中の電気はついていて人の気配が。まあ、車輌留置もあるから運転関係の人員配置はあるのだろう。見ていると作業員氏が出て来た。まだ下り列車の時刻ではないだろう、と見ていると2番線に下り列車が到着した。そして2連を運転士氏と協力して分割する。分割後の1両はワンマンで阿波池田へ向かうらしい。
そして残された1両は車内灯を落として回送か運用終了の構えだ。
阿波池田行の方は1919発。折り返し剣山10号になる特急が1917到着なので乗客を受けて出発するということだ。やがて1917。185系の特急剣山が到着。あ、3連だよ。2連だと思っていたからちょっと意外。全車自由席である。
2号車に陣取る。始発駅でこれならもう混雑はないだろうと最初から4席を占拠する。
飲み物の調達は見送る。もうすぐ夕食だし甘いのは控えておきたい。さらにさっき阿波池田で缶コーヒー調達したけど未開封なんだよな。
1928出発。
SL-C1000のバッテリーが枯渇の兆候を出したのでPowerBankから充電。日中はバックライトを強くして運用せざるを得ないから消耗が激しいんだよな。2005徳島着。185系はまだ折り返しで阿波池田へ向かうようだ。
のんびり下車準備をしていたらドアに挟まれかけた(逝)改札を出てさて。
今夜の宿はサンルートホテル徳島。
どこだ。えーと、駅前すぐだった。近くだったから選んだのではなく、温泉付だから選んだのであった。バス乗り場を突っ切るついでに南海フェリー行の乗り場を確認しておく。6番だな。
3Fのフロントでチェックイン。部屋は10F。
本日のルートはこんな感じ。……部屋にPCがあるなんてすげえ。無線LANも有線LANも完備かあ。しかも携帯電話の充電装備がデフォルトで。至れり尽くせりである。
ああ、そうだ。晩飯どうしよう。浮かれてて忘れてたよ(逝)
ホテルの2Fにもいくつか食事の出来る店が入っているのだけど、遅くなったこともあり、のんびり食べよう、という気分ではない。おやつのタイミングに弁当を食べたりしたこともあるのだが、この腹具合で良い物を食べるのももったいないか。日誌も編集しなきゃである。というわけで並びにあるCoCo壱番屋でカレー(逝)ぱくぱく食べてホテルへ撤収。
まずは温泉。温泉は11Fにあって、一般客も入れるシステムだ。
ありがたいのが、宿泊客はもちろん何度でも入れるシステムなのは当然だが、行くたびに新しいバスタオルとタオルをくれるのだ。当然部屋にもタオルが備え付けてある。温泉は少し濁った鉄分が多めと思われる湯。いいね。ホテルの白いタオルを浸すと色がついちゃうかも。でも源泉を使っていると謳うなら別に濾過などせずに注げばいい。このあたりの試行錯誤の結果なのかも。
サウナがある。ジャグジーが屋外にあって優雅は優雅なのだけど、温泉じゃないので(システムに有害なのかも)、そこは残念。露天風呂がほしいくらいだ。半透明の日よけの向こうに満月が大きく見えた。うん、いいお湯だ。
部屋に戻る。
日誌編集開始。さて、ホテルフロントで地元の飲み物が売っている。すだちサイダーとザすだちと寒茶を調達。寒茶は冬に収穫する日本茶だそうだ。そんなの買わなくてどうするよ(逝)
翌朝撮ったので、空(笑)
あ、このすだちサイダーうまい。司菊酒造か。取り寄せてみるか。
ザすだちも十分においしい。が、サイダーを先に飲むとちょっと華がない。って炭酸の爽快感が差をつけているなら不公平な勝負ではある。日誌を編集しつつ部屋のPCで調べてみる。野市の城は博物館らしいが同じ敷地の遊園地が閉園になった後は立ち入りが出来なくなってるらしい。いくつかサイトも見つかり、地元の人からは好意的に受け止められているようだということがわかった。よかった。個人の邸宅とかラブホとかじゃなくって(逝)
2330。再度風呂へ。この時刻だが結構風呂に来る人がいるのはやっぱり県庁所在地であり夜型の人も少なからずいるからなのだろうか。
洗いたてのタオルが気持ちいい。部屋に戻り日誌編集を続ける。やっとα700の充電が完了したのでVAIO Xへ接続先を変える。あとは明日1日分の日誌を入力しなければいけないSL-C1000もフル充電しておこう。
しかしこのバッテリーは昨夏に交換したはず。フル稼働させているのはそうなんだけど限界が近いのだろうか。ま、いいや。0020消灯。
1月9日 UPDATE 長いのでご注意
0600起床。朝風呂。
毎回新しいタオルになるこのシステムは大変うれしい。エコじゃないけど。たっぷりと暖まる。あ、体重量るの忘れてた。0700から2Fのレストランで朝食、ということで0705に降りて来てみたがまだ準備中。どうなってるんだ。
取り敢えず入ってみたら 大丈夫だった、というかそれはいただけないな。0730には出発しなきゃいけない人だったらどうするんだ。メニューは多彩。そばや湯どうふまであり文字どおり選び放題。お茶づけまで3杯飯にロールパン1個を追加。ふだんパンをあまり食べないのはトースター回りが混雑していることが多いためなのであった。
0810チェックアウト。なんでも昨夜クレジットカードの金額を末尾45円のところを54円と切り間違えたそうで現金で9円の返金があった。何をしてるかと思えば。
昨日までに比べてちょっと薄曇り。まあ、暗くはないから大丈夫だろう。今日も暖かい。1分歩いて駅へ向かう。
0826発高松行4326Dはこの時刻にしてもうワンマンだ。4番線からの発車だが高松寄りがこの4326D、牟岐寄りには阿南行が停車しているので注意が必要である。
今日は1500系だ。座席は結構埋まっていたがまだクロスシートは空いている。けど途中までなので出口近くの補助いすを占拠することにした。0826出発。
あれ、佐古までって複線でなく単線並列だったのか。途中でやっぱり「右側通行」してやって来る徳島線の1000系4連とすれ違った。すごく違和感があったよ。
佐古で分岐。ここで両線を渡れるようには配線されている。車内はやっぱり学生が目立つ。勝瑞で大量に下車して行った。
池谷0840着。
鳴門線952Dは1200系あたりが待ってるんじゃないかと思ったが、いい方に予想が外れ待っていたのはキハ40+47の2連。塗装こそJR色だが、国鉄時代には履いて捨てるほどあった適当に繋ぎました的な編成はJRになって激減したので実にうれしい。キハ47はワンマン改造すらされてないよ。こういうのがまだ残ってるんだよなあ。で、真っ先に淘汰の対象になる。0843発。明らかに異なる重厚なエンジン音で出発。
遅い!遅いよ!クルマにスイスイ追い抜かれてくよ!懐かしいなあ。昔はこうだったんだよなあ。昨夜調達した寒茶を開けてみる。ん、少し酸味があるか。そして濃厚な甘み。少しの酸味が後口をさっぱりとしてくれる感じ。いいね。
0859鳴門着。
ずらりと客が待っているならいったんホームに出ようと思ったけどそれほどでもないのでそのまま折り返す。いや、もともと5分で折り返す予定なのだ。半自動ドアのサウンドを聞きたくて発車間際に空席の残っているキハ47の方へ移動した。
0904折り返しとなる957D(鳴門線も高松起点で表示するので鳴門発が下りなのだ)が出発。だらだら走り0922池谷着。
向かいホームの1200系上り鳴門行と交換、高徳線下り特急を先に通し、さらに上り特急を待ち受けて0932出発となった。考えれば下り特急に乗ってしまえば徳島でむろと1号に乗り換えが楽になった訳だが、ま、キハ47の限りない原型タイプってこれから何度乗れるか判らないし、いいか。
なんと言えばいいのかね。美しい。
佐古。徳島線側の出発信号が青だったのでぴんときたぞ。ほどなく、右側の線路を徳島で乗り換えるむろと1号が追い抜いて行った。って乗り換えるのに抜かれちゃだめじゃん(逝)
もちろん間に合うのは判っているのだけどこういうのはやっぱり気が急くなあ。
というわけで0947徳島着。跨線橋を渡り、2番線のむろと1号に乗り換える。
5071D特急むろと1号はキハ185系2連。指定席は1号車の前より4列16席。駅長の指定券は。15Aだ。ってここ、展望席だ。いいね。
キハ185系は国鉄末期に誕生し、ハイパワーとコストカットを両立した車輛なのは知っている。これまでに何度か乗車したこともあるのだが、ここまでだったとは知らなかった。
昨日も見て驚いたのだけど、扉が折戸なのは戸袋を作らないためだと思うが運転室も半室で車掌台とはパイプで区切られているだけ。これなら確かにワンマン運転に対応させることも難しくはなさそうだ。
阿南を出ると海が少しだけ見えた。
またこのあたりまでくると空が青くなってきた。雲の下を抜けて晴れてきたのが嬉しいね。もうすぐ牟岐だ。海も近いはずだが列車は山の中を抜けて行く。
1059着。
そそくさと向かいのホームに待っている1500系に乗り換える。車内に乗客はほとんどおらず海側の席を確保出来た。海部行4537Dは1105発で6分で接続。この前に普通列車からの接続を受けることもないため乗り換え客は全員むろと1号からだと思われる。
海が見えかくれする絶好のルートを進む。見えかくれしている方が車窓から目が離せないんだよな。
1119海部着。
高架上の2面2線の中間駅っぽい終点。JR牟岐線はここまでで、ここからは阿佐海岸鉄道だ。間に宍食の駅があり甲浦までを結ぶ短い第3セクター路線だ。5535Dへは9分の乗り継ぎ。
この列車は境界駅で乗り換えになっているが朝は甲浦から牟岐へ直通列車もある。で、地上に降りて見たらきっぷ売り場が。あ、委託で軟券での乗車券発売してるんだ。記念に、と思ったら前にいた男が同じ目的で係員氏を質問攻めに。いや、後ろに人がいるんだから空気読めバカたれ。
諦めてホームに戻る。ほどなく阿佐海岸鉄道ASA-101が到着した。
ASA-101は土佐くろしお鉄道のTKT-8000と同型だ。トイレがないのは運転区間に合わせての最適化だろう。さて、阿佐海岸鉄道はバースデーきっぷが使えない。このあたりそれぞれの鉄道の事情が反映されていると思われるがともかく運賃を支払う必要がある。
両替しようとしたら機械が停止中。運転士氏に尋ねると往復分のきっぷを売ってくれた。これはこちらの方が駅長としてはありがたい。
5535Dは1128に海部を出発した。すぐにトンネルに突入する。お、この列車はLEDのイルミネーションつきだ。本を読みたい向きには不評だろうがそれ以外は楽しいひとときになりそうだ。
ちなみにさっきのバカたれは折り返したようだ。途中駅の宍喰に本社機能があるようだ。列車交換の機能もなく運用する車両を入れ替えるには一旦車庫へ引っ込めるか、海部駅構内を使用する必要があるようだ。
1140甲浦着。
まだ線路が続くかのような風景。でもここまで。
意外や意外、同好の士ばかりと思っていたら折り返すのは駅長一人。
ほとんどは室戸岬方面へ行くバスに乗るようだ。そうか、甲浦手前の最後のトンネルで県境を越えてもうここは高知県なんだ。そう考えると県境を越えて開業したこの鉄道の難易度とそれを押して計画された人々の思いが少しだけ判る。
つまり、県境を越えて開業した第3セクターというものが過去に三陸鉄道くらいしかないのだ。北近畿タンゴ鉄道は京都と兵庫をまたいでいるが既存のJR線を継承したものだし、東北本線を継承した第3セクターはIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道に会社が別れている。
つまり、地元自治体が主たる株主になる第3セクターは県境をまたぐといろいろと大変なのだ。にもかかわらず阿佐海岸鉄道は開業した。WILLCOM9で阿佐が変換できずにさっき鼻で笑った駅長だけど、違う。阿佐は地名ではなく阿波と土佐を結ぶという造語だ。昨日乗ったごめん・なはり線は「阿佐西線」、そしてこの阿佐海岸鉄道の正式名称は「阿佐東線」なのだ。
いつの日にか室戸岬をへて、阿佐線が全線開通する日が来たりするのだろうか。多分ないと思うけど、最後に残った夢、かもしれない。
まあどちらも株主に高知県が名を連ねていると思われることから、空論というほどのものではないだろう。奈半利も甲浦も完全に中間駅の体裁をとっているのだから。まだ延びたい。先へ進みたい、という空気が見える。ところで甲浦から奈半利まではバスで2時間弱だ。確かに無茶に遠い距離ではないよな。一度は巡ってみたい。
駅近くの八幡神社を発車ぎりぎりの時間になってからのぞいてみる。あ、なんか癒されるな、と思っていたら本気で時間を忘れた(逝)ASA-101がエンジンを再始動した音で泡を食って走って戻る(逝)
1216発の5544Dで戻る。駅長以外の乗客は帰省を終えて町に戻るように見える女の子が一人だけだった。
1227海部着。さっきと同じように1500系が出迎えてくれた。
6分の接続で4554D牟岐行に乗り換え。車内は空いているので海側の席を確保。
あと、地上のきっぷ売り場で記念のきっぷを調達できた。1233出発。
のんびりと海を眺めたりしていたらあっと言う間に終着牟岐に着いた。1247。単純に向かいのホームに特急が待っているのかと思えば、向かいのホームは特急と1200系が縦列停車していた。1200系に車両交換するんだな。
ところで1200系は1000系の増備だと思っていたけど、改造なのか。知らなかったよ。帯を変えるだけでずいぶん変わるもんだ。
接続時間は4分。今度こそ飲み物がほしいかなと思ったんだけどそんな余裕はなかった。
牟岐を1251に特急むろと4号は出発。先ほど乗ったのと同じ編成なので有り難みはない(逝)しかもまたも山側だ(逝)取り敢えず海側の座席を勝手に楽しんでみる(逝)あ、日和佐は駅の横が道の駅なんだ。
VAIO Xを取り出して日誌の編集をすこし。省電力設定の状態で日なたでも画面は結構見えるもんだなあ。
阿波福井の駅舎のうどん屋さんが気になるなあ。
1401徳島着。
日和佐のあたりの道路標識に徳島まで50km程の表示があった。この距離を1時間ほどで走り切るのだから支線の特急としてはなかなか俊足ではないかなとも思う。さて、徳島から大阪、陸路なら以前なら高松経由がポピュラーだ。1429のうずしおに乗ると大ざっぱだが1900には大阪に戻っている計算だ。しかし児島から先を支払う必要があり高くつく。今なら間違いなく高速バスだが。……1430のバスなら1710到着予定だって。勝負にならないよ。
さて。腹が減った。昨夜行ったCoCo壱番屋でもいいが。駅を出てちょっと見たらセルフのうどん店がある。ここでいいかな。
というわけでうどん。調子こいて大にしたらてこずったよ(逝)うまいけど。さて、次のフェリー乗り場行バスは1445。バス乗り場でしばらく待つ。ちなみに徳島市営バスだ。
げ、関西空港交通のバスだ。関西空港行だって。いけちゃうんだね−。
うは。阪神バス。確かに徳島から大阪や神戸に行くならメインルートはバスだよな。淡路島を縦断すれば距離としても最短に近い。やって来たバスで出発。25分くらいで200円。
徳島駅では結構な乗車率だったが、フェリー乗り場まで乗り通したのは駅長一人だった。まあ、まだ船まで1時間以上あるからなあ。
まず窓口で乗船券を調達。和歌山までの通常運賃が2000円だが、なんばまでの乗車券をセットにして2000円という好きっぷ2000なる企画きっぷが売られているのだから使わない手はない。ちなみに高野山まで行っても2000円である。この時間帯に行ったら寒いだけだろうけど。
南海フェリーにはマスコットキャラクターがいる。最近はやりの萌え系でデザインされているのが吉と出るか凶と出るか。
待合室のお土産売り場にはキャラクターグッズ売り場もささやかに設けてあった。調達(逝)1550和歌山港からフェリーが到着。なんとマスコットキャラクターは船体にもペイントされているのだな。これは驚いた。
1615乗船開始。取り敢えずグリーン席をチョイス。
が。これ、伊勢湾フェリーの特別室とは異なり、前部の1エリアをグリーン船室としているもので、座席はリクライニングシートだが、専用のデッキとかないのな。さらに窓は前面にしかない。で、前側の窓は夜間航行の際は遮光するのが決まりなので夜の便は密室である(逝)
この状態で足元からごりごりばりばりと振動が伝わると、あれだ、このままロケットに積み込まれてしまうかとか思うぞ(逝)
デッキに出てみたらちょうど港内を出るところだった。
夕日、と言うにはちょっと雲があるかなあ。と言いつつ夕日に向けてシャッターを切る。
身体が冷えたらグリーン室へ戻る。
窓のない(使えない)リストラ部屋みたいな構造はあれだけど、荷物を置いておいてもまあ安心というのはいいかな。後ろの方だとシートを倒せば結構眠れそうだ。もっとも、眠るなら一般席のカーペットの方がいいとは思う。
VAIO Xを開いて日誌を編集。
……よし、飯田線オフの編集が終わったぞ。まあ、この旅行の編集が待ってる訳だが。
今回試験的に過去ログのファイルをベースに編集してみたがそれがいい感じだ。写真を足してると文章が増えたりするんだけどそれらの修正が面倒なんだよな。1800頃、またデッキに出てみた。もう真っ暗だな。何もせずにグリーン室に戻った。
ところで、船内の至る所に、いる(逝)
1840、和歌山港に着岸。西宮戎の福男よろしく先頭を切って飛び出し、駅窓口で特急サザンの指定券を購入する。スルッとKANSAIが使えたので現金を使わずに済んだ。
ホームにはまだ折り返しの列車は到着していなかった。和歌山港は高架上に1面2線の島式ホーム。片側の1番線はかつては水軒へ線路が延びていたはずだけど線路はあっさり切られているようだ。
やがて特急サザンが到着。最新型サザンプレミアムこと12000系を期待したのだけどやってきたのは年季が入った古参10000系だった。まあ、新しいのには今後いくらでも乗れるだろう。
1857和歌山港を出発。車窓は真っ暗で何も見えない。和歌山港線はこれが初乗りだけどこれじゃ乗ったことにはならんな。いずれ乗り直そう。
車内でだらだらくつろぐ。
2000頃新今宮着。なんばから地下鉄の線も考えたけど今回はJRにしようか。JRの分はPiTaPaにチャージした分を充当すれば財布からは出て行かない。
あ、後1日分残った青春18きっぷにしたらよかったかな(逝)
ホームに降りたら次の電車は関空・紀州路快速だった。なんとなく座り損ねる。まあ、このくらい立って行っても苦ではない。
って書いたら大正で座れた。まあ大阪まですぐだけど。
もちろん大阪で下車。自動改札を抜けて阪急梅田へ。2030の急行に空席があったのでありがたく座る。
さて、えきちょの目!に投稿した画像がどうも特定の条件で過去の画像に置き換わる誤爆が発生している。おおむね条件は想像ができているのだけどまだ確定してない。
多分ImageShurinkLightを起動して画像を縮小した後にメール作成画面に入らずに一旦作業を中断すると起きる、のではないかと疑っているのだが。さて、家には夕食を食べて帰る、と連絡したので何か食べて帰らねば、と言いつつ豊中に着いてしまった。とっとと帰ろう。
駅前の立ち食いうどんをつるつると。
注文してからまたうどんか!と気づいたがいいや。別物だから。帰宅して、深夜日誌更新。
あわせて今回の写真をメインPCへ移動させた。うむ。いい旅だった。今日はこんなルート。海上でログが取れてないのはグリーン室の影響が大きそうだな。