過去の日誌2/1〜12
なお、リンクは新規アップロード直後の物なので切れていたり変更されていたりすることがあります。ご了承ください。

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コンコースに戻ります


2月1日
仕事ふにふに。なんかえらく手間取った。1900撤収。

梅田までW52SHであ〜るを観ながらぽくぽく歩いてゲーマーズ突入。デジキャラット限定セットを探すが見つからない。
そもそもコーナー自体がなくなっている店舗なのでやる気が感じられないのだよなあ。まあ、確かに再展開中のキャラクタービジネスだから狭い店舗に場所を割けないのは判る。
だがな。この商品はないのかとFROM GAMERSを見せて問うた時のあっさり感がダメ過ぎた。
「この商品は現在ございません」
なんでないのか、もともとないのか、売り切れたのかきっちり説明せいや。ゲーマーズ限定商品がゲーマーズにないのは恥ではないのか。売り切れたなら仕方ないけどその説明もないからもうげんなり。所詮バイトか。その場でキレるほど駅長は優しくないけどな。

そもそもこの商品はどこへ行けば売ってるんだよ。はぁ。

ヨドバシへ突入。B1Fでジェットブロアの替えボトル増備。サンワサプライの一品で、100%のCO2の可燃性のないよき品だ。3本で2980円と高いが事故にしないためにはということで投資。

ところでコクヨに同じ製品がOEMされているようで並んでいた(サンワサプライのもOEMかもだが)。替えボトル2本で2680円ってそれはあんた、売れないと思う(逝)

1Fで携帯を斜めにみてミニミニデジタルフォトフレームとか見つけたので調達してみた。撤収。

帰宅してブロッコリーにクレームのメールを送信しておく。この手の問題は現場でもめてもいいことがない。現場だけの問題とされてしまうからだ。

そういえば、1月1日の坐・和民の件。日誌更新の際に一部始終をメールでぶちまけておいたらマネージャー名義でちゃんと返信が来ていたのである。
やはり駅長たちの判断が正しかった訳で、0300まで営業と返事した店員はその後入店して来た客をみて自分が間違ったことに気づいたそうな。
メールにはお会いしてどうの、と書いてあったけどそこまで時間を割いてもしょうがないので別に今後こういうことがないようにしてもらったら構わないと返事したらそれで終わっている。

……商品券の1枚も送ってくれると思ったんだけどなあ(逝)本当にそれで終わっちゃった(逝)


2月2日
仕事ふにふに。なんかやっかいな案件だけ濃縮されているような(逝)2030撤収。

淀屋橋駅にスイーツの出張店舗がある。天満橋にも同じものがあって全国の有名店(らしい)が週替わりでやってきている。
今日みたら純生ロールと神戸とろりんがなんともうまそうだったので調達してしまった(逝)ええと、神戸のハンドメイドというお店らしい。

ブロッコリーからメールが来ていた。平身低頭のおわび。難波店においておいてくれるそうだ。明後日取りに行くか。希望どおりの挙動だったので良しとする。本当は難波までなんで出向く必要があるんだ交通費をどうしてくれると言いたい所だがそこまでいうとクレーマーだしな。梅田店に商品を運ばせるというのも余計な工数を先方に発生させるのでよくない。この上梅田店に売上を出させるのもおかしな話だし。

帰宅して純生抹茶ロール神戸とろりんを味わう。確かにおいしい。しかもこの抹茶ロールが1本で650円だったらかなりお得だと思う。

なんとなく気になるキムタクのギャッツビーのCM。本人のダンスか合成かが気になってググったらやっぱり意見が真っ二つ。合成派の
「合成じゃなかったらキムタク自身がどこかでこのダンスを披露しているはず」
というものと、本人派の
「プライドの高いキムタクが合成ありきのCMの仕事なんて受けるはずない」
というのがどっちもなんか信じられるような気がして確かに判らないのぅ。


2月3日
夜中目が覚めた。胃の辺りが変。ベッドからはい出してお茶を飲んだら楽になった。時計をみたらまだ0230。それはもっと夜更かしせよって啓示?(逝)

出勤中に淀屋橋のBook1stでBLEACH37巻を調達。ジャンプ系はフライングされる可能性が高いなあ。

仕事ふにふに。歯ごたえのある案件があり過ぎると歯がぼろぼろになります(逝)2000撤収。

梅田へ出てヨドバシへ突入。
書籍を物色。うーむ。高いのぅ。役に立ちそうなものを誰かに選んでもらうか。

明日は休み。


2月4日
0930起床。

昼食の外出時に豊中駅のBook1stで王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜21巻を調達。その後にエトレとよなかの書店にも訪れたがやっぱり表に出てない。この書店は新刊の扱いが微妙によくないんだよな。

って書いてて思い出した。今月のさよなら絶望先生の新刊はDVDつきの限定版をここで予約してたんだ。よく思い出したよ。ビバ日誌(逝)

さんごちゃんを起動。なぜか自宅からリモコンでクルマの状態は確認できるのにエンジン始動ができない。通信距離が長いと長い信号が届かないとかあるのかね。まあ電池交換してみるかなあ。

新御堂筋と松屋町筋で日本橋へ。水曜日はさすがに空いてるな。
あっさりとパーキングメーターに駐車できた。

ふとふらふらとジョーシンディスクピアへ。
あーあ買っちゃった。ウインズ。え?誰かって?w-indsじゃない方(逝)

じゃんぱらとかイオシスとか中古の店をいくつか物色。WindowsXPのPCがさらに値下がりしているのを確認。ふむむ。
サーバーになるべきPCも物色。うーん。

ゲーマーズへ。
取り置いてくれてたデジキャラットの限定セットをやっと調達。ってこれ、展示品じゃん。これしかないんだろうからいいけどさ。

日本橋から撤収。
堺筋を北上、職場の前を通って中之島から新御堂筋へ。

帰りに自宅最寄りのサイクルベースあさひに寄り道しようと、桃山台で新御堂筋から流出。

……もうしまってた(逝)いや定休日だったのか?

まあいいや。ひとつ思いついた。フィットネスもいいが公共の温水プールが二之切にあるじゃないか。ここで泳ぎ込めば自転車と水泳で十分運動になる。しかも安い。

帰宅して調べたら、1回600円で回数券あり。なんだかすごくビミョー(逝)でもまあ会員がどうのとかでないぶんだけいいかも。

デジキャラット限定セットを開封。目玉は目覚まし時計。
単3電池3本の仕様は悪質だがもはや遅い。適宜アルカリ電池を運用して行くしかないだろうな。1年持つとされるから適当でいいのかも。

CDをコピーしてMP3にエンコードして。


2月5日
目覚まし時計のアラームで跳び起きた、と言うか
「朝だにょ〜」
はさすがに恥ずかしいな(逝)ある意味一発目覚ましか(逝)

仕事ふにふに。電話なったー(逝)段取りが音を立ててくずれて行く(逝)テンパって仕事をして2030撤収。

何か疲れた。ヨドバシに行こうという気力も起きずに撤収。

帰宅したらTechnetの更新通知が届いていた。会員番号替わってないからちゃんと継続できたようだ。

なんか頭痛い。さっさと寝るか。


2月6日
早く寝たら目が覚めたのは0530(逝)寝直した(逝)

仕事ふにふに。風邪っぽいなあ。2010撤収。

ヨドバシへ突入、Lサイズの写真用紙を物色。まず第1に厚手であること。持ったときの風合いが違うのだ。もちろん発色のよさとかあるけどそればかりは印刷してみないと判らないしな。富士の画彩は結構好み。
結局値段の安いDNP製にした。120枚で680円は他と比べて激安。とはいえ、おそらくコニカミノルタの流れを汲む製品と思われるので言うほど悪い訳でもないと思うのが選択の理由。

1Fに上がってみたらSH001がもう売ってるじゃん。しかも持ち帰り0円と来たか。19時台の突入だったら危なかったな(逝)

帰宅。喉が痛いのと細く射し込むような頭痛。さっさと寝る。


2月7日
出勤時の急行が9001F。

梅田で前を歩くオバハンが異様に鈍い動きで自動改札から定期を抜いた。嫌な予感が。

……案の定地下鉄梅田で駅長のPiTaPaは出場記録なしでエラー。あーもう。この場合処理は阪急梅田でしか行えない。戻るのはあまりにも時間のロスになるので諦めてスルッとKANSAIで入場。

Book1stでグインサーガ125巻調達。

仕事ふにふに。なんか終わらない(逝)目眩がして来た(逝)1900撤収。

風邪気味なので地下鉄でまっすぐ帰るか梅田まで歩くか少し考えて梅田まで歩く。人込みの方がきっとダメージがある。

……梅田界隈まで来て忘れ物に気付く(逝)提出が必要な忘れ物をシカトするのはかなり問題がありそうだ。
明日は引きこもって体調を戻そうと思っていたが出撃も止むなしか。

清風堂書店でミステリーボニータを調達。
……未だに2月号を平積みしているのはきっと何かの罠だろう(逝)3月号をちゃんと買ったとも。

金券ショップで図書カードを増備。

梅田駅でPiTaPaの適正処理を行いauショップには怖いから近づかない(逝)

明日から4連休。って体調崩し気味なのでだめだめ(逝)


2月8日
0900起床。
4連休開始。というか風邪(逝)

ひどくないので一気に治す計画。

午前中はだらだらして1400さんごちゃんを起動して出撃。
新御堂筋をがーっと下って会社へ。いつものコインパーキングにさんごちゃんを停めて、まずは昼食。

淀屋橋のマクドまで行ってクォーターパウンダー挑戦(逝)せっかくだからダブルだ(逝)
確かにパティの味が違う気がする。値段は高いがバーガー2個食べるよりは安上がりかもしれない。

会社に忘れて来た書類を取り出して撤収。だらだら会社にいても邪魔なだけだし。

出発前にワイパーブレードを研磨しておく。どうもレインドライブになりそうだし。
中之島を抜けて新御堂筋で戻る。新大阪から先が少し渋滞したがまあしょうがないだろう。

桃山台で流出。4日前のルートでサイクルベースあさひ東豊中店へ突入。ここは2F構造か。

ブリジストンスニーカーライトNSL186は在庫がなかった。取り寄せ期間を確認すると1週間位という返事。ってことは10日後とかかな。だったら注文してしまおう。ケースとかは取り敢えずいいや。テールライトはオプションパックにあったのでそれを運用することに。防犯登録込みの補償オプションにも加入。2年間自転車パーツが10%引きってのはありがたいよな。

帰宅して明日の出撃準備。風邪気味なのだけど(逝)さっさと寝る。


2月9日
0930起床。

日誌更新だけ済ませておく。どうせ今後遅れるし(逝)

さんごちゃんを自宅前に回送して荷物を積み込む。後席は広く空けておく。えびせんべいのでっかい段ボールが載るからだ。

1230出発。いい天気だ。このままもってくれるといいのになあ。中央環状線に入り吹田を目指す。吹田から名神へ。渋滞表示は出ていない。久々に名神経由でいくか。大山崎から先も名神の傷んだ舗装を蹴り続ける。

GPSレーダーのデータ更新するの忘れてた事に気が付いた(逝)まあ問題はないとは思うけど。

草津田上で高速を出て、県道をゆるゆる走る。大戸川ダムは本当に作られるのだろうか。ダムと共に付け替えられるとされていた県道はどうなるんだろう。すでに沿道には高架橋が見えてるんだよな。
狭い区間もあるけど今年は雪や凍結の心配も無さそうなので楽は楽。ただし、肝心の明日が雨予報なんだよなあ。うーむ。

R307からR1にはいり1405道の駅あいの土山着。

さて昼食だ。メニューを見て悩んだあげくにえび天うどんと山菜ごはんにした。合わせて850円。うどんのセット(山菜ごはんではなく天ぷらうどんでもない)が800円であることを考えるとさほど高くもないな。
もっともただの山菜うどんでいいなら480円なので高いは高い。

サービスのお茶を飲み、水で風邪薬を飲む。
お茶ういろうを調達。もっと日持ちするといいんだけどなあ。

1435出発。
R1を鈴鹿峠に向けて走る。すぐの交差点に土山SA一般道っていう標識あり。あれ。ここから入ると土山SAに行けるのかな。だとすると選択肢が増えて楽だ。道の駅あいの土山と土山SAのどちらを選択するかは結構悩ましいところだし。

鈴鹿峠をきゅーんっと抜けて亀山。手前に道の駅関宿があるけど通過する。普通の道の駅なのだけど土山がよすぎて印象が地味なのである。

亀山からはR1のバイパスを少し走りR306へ。予定通りの快走だ。時間が遅くなるとR1バイパスは渋滞するので要注意でもある。

R306はR477との交差点近くが拡幅工事中とかで通行止めで迂回を強要される。これがまたURO2といっていいくらい狭い道なのだけど、不思議なことにカーナビや紙の地図では本線が絶賛通行可能なのだ。まあ今春には開通するらしいけど。今日は大型車向けの迂回路に入ってみる。

東名阪を2回クロスしたしR477はかなり東側に出た。結構遠回りしたなあ。ただ、狭い道ではないので絶対的に楽だな。だらだら走るなら今ならこっちだな。

1550道の駅菰野着。
お。なめこが売ってる。大きさのふぞろいなぬめっとしてないなめこはみそ汁にいれるとしゃきしゃきしていいのだ。家への土産に調達した。

あれ、記念きっぷ売ってる。ここのは持ってたっけ。たまたま全部のコレクションを持参していたのでいったんさんごちゃんで確認。
……持ってないぞ。調達だ調達。

シートを倒して一眠りした。

目が覚めて時計を見たら1630。出発しよう。

四日市から東名阪に入る。わぁ。ETCバーが開くのが本当に遅いよ。

高速はまあ空いてる。一気に加速だ。四日市JCTから伊勢湾岸道に入る。出発時の晴天はうそのようにどんよりと曇ってきた。

1730刈谷ハイウェイオアシス到着。さすがは平日。ハイウェイオアシス側も空いていた。これが休日の夕方だと駐車するのに難儀することがある。段ボールを積み易いように一番端に停めた。

まずはえびせんだ。えびせんべいの里に突入。……げーん限定なくなってる。うわー。おいしかったし好評だったんだけどなあ。それでもごっそり調達してお代は18000円オーバー(逝)

台車でさんごちゃんまで荷物を運んでもらう。
「お気をつけてお帰りください」
って言われたけど残念。まだ始まってない(逝)

オアシスファームに下りてみる。……うわ!アンファリーヌなくなってる!丸ごと花屋になってるよ。さくさくのクレープ好きだったんだけどなあ。とほほ。

横綱ラーメンで夕食。気分がハイなので290円の4種盛りをいとも簡単にトレイに乗せるぜ(逝)

再度オアシスファームへ下りて、かねなし氏への土産のプリンと遊牧館の飲むヨーグルトを調達。レジ袋が有料になっているので小さいビニールに入れて持って行く。今度くる時は覚えておかないと。

1820出発。日が長くなったとは言えさすがに真っ暗だ。HD700のISO感度を3200にあげて出発だ。

通行量は多いけど流れは速く問題ではない。豊田JCTから東名高速に入る。かなり交通量が多かったけど、岡崎ICを通過したら一気にクルマが減った。JRなら岡崎行、名鉄なら東岡崎行が一定の本数走るのはとても自然なのだなあと再認識。

いつも通り豊川で流出。

いつものキグナスで給油。
残金2500円ちょっとのプリペイドカードを使う。まあ足りないと思うので新しい10000円カードを増備しておく。あしたの帰りにもここに寄ることになるだろうし。

ごんごんさんごちゃんがハイオクガソリンを飲み込んで行き、限度がくるとポンプが停止する。
……げーん。2500円で足りちゃったよ(逝)じょぼじょぼ継ぎ足してみるがむしろ結果は無残で給油口からガソリンが見えるところまで継ぎ足した結果残金は77円に(逝)これは次回そのままでは使えないカードができあがったことを意味する(逝)

1930かねなし邸到着。あけましておめでとう(逝)

あいの土山で調達したお茶ういろうを食べたり、駅長が家から持ってきたお茶を飲んだり。
トップバリュブランドのゼロカロリーコーラは何というか、変な味(逝)なんでこう、ハンバーガーから肉抜きみたいなものが世に出てくるのだろう(逝)

一服したところで約束どおりカラオケへと出撃(逝)

かねなし氏のワゴンあ〜るに乗って豊川のSHIDAXに突入。ダックスぢゃないぞ(逝)

かねなし氏のリクエストに合わせてUGA部屋にする。定番過ぎる定番が入ってなく変なのが入ってるのがここの特色みたいだな。山本正之が137曲って確かに尋常じゃない。よくみるとこのアルバムは全曲網羅だがあの定番アルバムからは1曲も収録されていないとか片寄りが目立つ(逝)

ミドリカワ書房が極めて薄いのはちょっと遺憾(逝)

でもパーマンはそこにいるが歌えたので満足(逝)この曲は名曲だと思う(逝)

2時間ほど歌って撤収。喉が痛い(逝)
外に出たら本降りである。

「どうする?」
「何が?」
「明日はいつもと違うルートだからコンビニであらかじめ朝食を調達してみてはどうかと思っていたのだが……」
「どちらでもいいが、今寄っても明日朝降っててもどちらでも濡れるのは一緒か」
「何より今濡れて調達して、明日晴れてたら悔しい
「もっともだ。では見送りということで」

というわけでまっすぐ帰着。
一服したら明日のために就寝。さあ本番だ。

本日の走行経路を…と思ったけどなぜかログが草津の手前から菰野まですっぱり飛んでた。なんだったんだろう。


2月10日 長いので注意
目が覚めた。寝過ごしたか!時計をみたら0645だったのでまた寝る(逝)予定どおり0730のアラームで起床。

0800出発だ。
……雨予報だったのに晴れてるぞ。雨が降ってない、というレベルのものではなく日が出てる。

「雨予報だったよな?予報変わった?」
「いや、見た限りは変化がなかったはずなんだが……」
というやり取りをしつつ出発。

R151を少し北へ走り、早々に豊川を渡る。東へ向かうので真っすぐ下ると豊橋の市街地の渋滞をもろに抜ける必要があるのだ。
HD700の調子が悪い、と思ったのは昨夜感度をISO3200に上げたままだったことを思い出した(逝)

橋を渡ると風景が横に開ける。郊外の都市のさらに郊外な訳だがいいところだよなあ。仕事のことを気にしないならいいところだ。

ゆるやかなカーブと直線の組み合わされたアクセルを踏みたくなる道。なのにのろのろと車列の速度は上がらない。なんだこりゃあとろとろ走りやがってといらついた先でネズミ捕りやってた(逝)あぶねー。さすがに地元の人は知ってるもんだ。

「で、コンビニは?」
「この先にサークルKがあるのでそこによろう」
「了解」
というわけでサークルKで朝食を仕入れる。昨夜調達しなくてよかったね(逝)

信号待ち。
「来るかな」
とかねなし氏。
「何が?」
と駅長。
「新しいやつ」
……ほっトラムか!よく見れば交差する道は路面電車の道。
ほっトラムは豊橋鉄道が導入した超低床車。超低床車だけなら各地にすでに導入済みだが、豊橋鉄道に導入されたそれは、軌間1067mm向けで全面低床を初めて実現した形式なのである。

やってきた!ほっトラムだ!
でも目の前を通過する前にこっちの信号が青になる(逝)

ゆるやかに走ってR1ヘ入る。
さすがに大動脈らしく交通量はかなり多く流れは遅いけどそれでも渋滞と言う程ではないのが助かる。

「えと、どこまで行くんだっけ」
「途中で側道だろ。潮見坂いくんだから」
「そうそう。そうであった」
適当な会話を交わしつつ。

で、潮見坂に入る分岐を見逃してしまったようで本線のまま県境に突入(逝)
「おいおいどうするんだ」
「どうもこうも停まる訳にはいかんよ」
などと言いつつ県境のトンネルを抜けたら。

真っすぐな下り坂とその先に広がる遠州灘。逆光だから映像にするとアレなんだが。

「これは……」
これも一つの潮見坂だな」
旧道と新道は偶然であろうけれど見事にイメージが一致する。ただし新道の坂道の方が西側に位置している。

以前新道を通った時は西行きだったからこの風景に気づかなかったんだな。まったく、帰りの道は同じ道ではありませんよ。
以前は完成してなかった道の駅潮見坂に入る連絡道もすべて完成しているようだ。

高速道路のようなバイパスを快走する。
「こんなのURO2じゃない!」
かねなし氏が言うがまあこんなもんだ(逝)

それにしても晴天だ。雨上がり、あるいは雨が降りそうな曇天ですらない。天気予報すらねじ曲げてしまった(逝)

バイパス区間が終わり、通常の幹線道路区間に入ると交通量が増えて流れが悪くなって来た。
「えーとここいらでR150へ抜けるんだったよな」
「そうそう」
「どこからはいったっけ」
「知らない」
「じゃあ曲がるか」
……と間の抜けた会話を交わしつつR1を外れてR150へ入る。

前回走ったのはこの道じゃないことは判った。見たことない道だ(逝)

やがてR150へ入った。後は基本的に道なりでいいはずだけど細かくつづら折れになっている道なのでややこしい。この先の遠州大橋が有料らしいぞ。

橋の手前に料金所があった。通行料100円はかねなし氏が出してくれた。
遠州大橋は天竜川河口にかかる橋。霞がかかってるけど急に広がる風景はなかなか楽しい。

しばらく走っていると気が付いたら回りのクルマがみんな企業のクルマばかりになっている。後トラック。
工業団地の外周みたいなところにいるようだ。いよいよ迷ったか?と思うが気にせず直進する。あ、いつの間にかR150ですらなくなってる(逝)

それでもしばらくは気持ちのいい道が続く。適当な交差点でトラックについてR150へ向かう。

R150をだらだら走る。
「しかしいい天気だなあ」
と言ったらかねなし氏が
日頃の行いがいいからな
と言う。ふと思って口に出してみる。
実は24時間寝ていたってことはないか」(逝)
かねなし氏が思ったよりびびってたのがおもしろい(逝)

不意に現われた看板。
「この先渋滞中あり」
その日本語はおかしいぞ(逝)

片側交互通行規制で工事をしていたが問題なく走り抜けた。渋滞ですらない(逝)

御前崎市に入ると2車線になって道が立派になる。なんでだろう。

「そろそろメモリカードの交換が必要だなあ」
「私はオベに行きたい」
「では左側に見えたコンビニ停車
「有無をいわさずに停車ということで」
「左側のな」
有無をいわさずにと言う割には注文が多い(逝)
すぐにセブンイレブンが見えた。釣り具屋とかTSUTAYAとか焼肉屋とかと駐車場が共用になっている。どこが入り口か判らない(逝)

というわけでいったん停車。HD700のSDHCを交換した。
しかし、東へ向かうURO2は午後が異様に濃い構成になっている反動というか足を伸ばす弊害というか、朝一が結構単調。潮見坂や時々渡る橋がちょっと盛り上がるが開けた風景の幹線道路を延々走るからなあ。

出発。ほどなく浜岡原発の敷地が見えて来た。ああ、それが道が整備されてる理由なのか。個人的には原発は管理や運用に問題があるんであって、電気を垂れ流しにしている身にとっては特に否定するものではない。

まもなく御前崎だ。台風の名所だ。右折すれば御前崎灯台へ行けるが今年もスルー。コマを進めるのが優先。

牧之原市に入り1車線対面通行に戻る。
「あ、バイパスだ」
ここを曲がるとうろうろするんだよな」
無駄に走るのはよろしくないので海沿いを行くR150を真っすぐ進む。

少し走ると変則Y時路で左折。海沿いとおぼしき道に出る。
「こうでなきゃな」
かねなし氏が言うが。
「海、見えへんで」
と返す。高い高い防波堤(逝)

道はここで大きく北向きになる。

海沿いをのんびりと走る。本当ならパーキングに停めて休憩するところなのだけどどうも右側にあると気が乗らない。っていってると反時計回りに回るこのプランでは一生寄り道できないのだが(逝)現時点では先を急ぐ方が優先事項である。

国道を外れて海沿いの道を行く。と言ってもやっぱりあまり海は見えないのが残念だ。

む。10円まんじゅう?10個パック120円って書いてある。気になるなあ。

このままR150を直行すると目指す大崩海岸に入れないことが判っているので海沿いの道に逃げる。どの道に入ればいいかよく判ってないのだが適当に走る(逝)ナビには道がないのに道が実際にあったり。

ぎょぎょぎょぎょーっと走ったところで……T字路。真っ正面がサイン会会場(逝)なんなんだ。信号のない交差点で交通量がそこそこあるので右折に結構往生する。警官が一杯いるのに交通整理の一つもしてくれない。彼らの存在価値はどこにあるのだろう。

少し走ったら見覚えのある道に出て来た。
……けど違う道か(逝)海岸沿いぽいところを走って道なりに海岸から離れてしまった。

少し走ったら幹線道路に出たようだ。右折して東を目指す。
「俺ここ覚えてる気がする」
かねなし氏が言った。えーそうかぁ?

やがて大井川である。
昨年は土手へ急勾配で上り切ったところに視界に富士山がでーんと飛び込んで来て大盛り上がりのポイントだった。
今日ももちろん同じ道なので期待してしまう。ただ、東の方にまだ雨が残ってるみたいだしなあ。

アクセルを軽くあおって土手へ駆け上がる。
「見えた!」
「来たぁっ!」
霞んではいるものの富士山の輪郭が肉眼ではっきりと捉えられた。2度目だけど感動である。
HD700にはかすかに映っていた(逝)

大井川を渡り終えてさらに東進する。ここまで来るとたどる道は間違ってないことに確信がもてる。さあ、大崩海岸だ。

焼津の市街地を抜けると上り坂。短いトンネルを抜けると大崩海岸に入る。海沿いに出る。
遠州灘が美しい。が、うまく富士山は見えない。
「こうなるともう狙って道が作られてるとしか思えんな」
そう言ってみた。もちろんそこまで計算ずくではないのだけど。

いくつかのトンネルを抜けたらそのままゆるやなか下り坂で道路は陸と海の境をいとも簡単に踏み越える。大崩海岸の名は道が崩れる前からあったと思われるがその名の通り海岸沿いを走る国道が崩れた際、復旧は海上に高架橋を建設する方式だった。ゆるやかに左にカーブすると晴天なら正面から富士山が飛び込んでくる。左にふと視線を移すと崩れた旧道がそのまま残されている。

「見えた!富士山!」
大はしゃぎ。さすがにくっきり、というほどではないけど。

風景を展望するための小さなパーキングエリアも設けられているが右側にあるので優先度低で通過する。

なお現在はR150ではなく県道となっている。2005年くらいにかねなし氏が調達した道路地図では国道だったので本当に近年の変更と考えられる。

「ではR1を目指すということで」
「いうことで」
「どっち行けばいいんだろう」(逝)

というわけでなんとなーく記憶にある道に入り込む。最初は記憶にあったのだけどだんだん初めて走る道になって行く(逝)記憶違いだったのかもしれない(逝)いったんコンビニの駐車場へ退避し、ナビに道の駅宇津ノ谷峠付近を指定して進む。

……なんかみたような場所に出た。ここは……。
「去年間違って側道に入っちゃってそこから復旧するために路地を走った後に出て来たところ!」
明確に記憶がある。かねなし氏も覚えていたようだ。

何でこんなところに出てくるやら。
「がしかーし。渋滞しなかったしな」
昨年は梅園の横を通ったので大混雑だったのだ。

バイパスをきゅんきゅーんと走れば道の駅宇津ノ谷峠峠。半日かけてやっと1つ目の道の駅だなんてこの時期だけである。潮見坂に寄り道出来ないこともないのだけど今日のスケジュールだとまだ開いてないのである(逝)出発を遅らせると後のスケジュールが厳しくなって行く。

さあ昼食だ。さくらえびのうどんやそばを……メニューから消えてるー(逝)

かねなし氏はカツカレーを。駅長はとろろご飯定食を食べることにする。

ぐるっと見回して気づいたのが、営業時間短縮のお知らせ。なんと1500閉店だ。R1に出来た道の駅が1500閉店って……。
「銀行か」
かねなし氏が言ったが、同感である。とはいえ、R1沿いであればこそ、駐車場だけあれば1500に閉店でも十分なのかもしれない。

そう考えるとあいの土山には通ってやらないとなあ。

とろろご飯定食は濃厚な味わいで美味しかった。900円は定食の値段としてはちょっと高めだが小さいおひつにご飯が入って出て来てボリュームとしては十分だった。

隣の道路情報施設で情報を確認する。
「去年もこの玉露の里に行こうとして道を間違えたんだよな」
間違えたも何も全然違うルートを走っていたりする(逝)

今回は間違えたくないのできちんとルート確認の上、出発しよう。

前回はR1を東に進んだが今回は宇津の谷トンネルを西へ抜ける。
「わ!」
「なに?」
「東行、みてみ」
「……げ」
前回走ったバイパス東行はぎっちりと渋滞していた。こっちに向けて走る方が間違いなくクレバーってことだろう。

宇津ノ谷トンネルは今走っているバイパスが平成時代に開通したものだがそれ以外に昭和、大正、明治に開通したトンネルがすべて現役で通行出来るらしい。それはそれでとても興味があるところだ。

本線上に玉露の里への案内図が出ていたので看板にしたがってR1をはずれる。

今走ってるのが県道208号。玉露の里は209号沿い。次の信号を右折の看板が出てるな。
……次の信号までが長いなおい。

静岡県内を走って思うのはR1の付近以外は非常にのどかな風景が続くこと。みかんやお茶と言ったイメージはR1を走る限りは浮かびにくいがR1を外れるとそれらのイメージがくっきりと浮かび上がってくる。

やっとT字路に出た、と思ったら、これ、県道210号だ(逝)わかりにくー。少し走ったら県道209号と合流した。

209号をを少し走ったら道の駅玉露の里にあっさり着いた。ちょっと看板を見ながら走ったらあっさりたどり着くところに昨年はかすりもしなかったあたりURO2の行き当たりばったり感がよく出ている(逝)基本はいきあたりばったりでどうしても外せないところだけ下調べ(逝)行き当たりばったりの方がおもしろいんだから仕方がない(逝)

玉露の里は道の駅として運用されている部分以外もあるみたいだな。まずは道の駅へ突入。野菜の直販のほかはやっぱりお茶。まあ静岡なのだから当然と言ったところだ。この辺は朝比奈茶と呼ぶようだ。何か印刷して売ったらその筋にバカ売れすると思う(逝)

朝比奈茶100g1000円を調達。かねなし氏は同じお茶の10g小袋を調達していた。
ところで、最近茶器が気になる駅長である。湯冷ましがほしい。湯飲みやもう1個急須を準備してもいいのだけど多分効率よくお湯を冷ますには湯冷ましが一番のはず。だが、高いんだよなあ。

玉露の里にもお茶とお茶菓子を楽しめる場所があるそうだ。
「向かいになります」
って言われた。後で考えようか。
記念きっぷがあるか訊ねてみる。
「すみません。売り切れてるんですよ」

がーん。昨年だったらあったのかなあ。入荷の予定などは不明。ないのではなく不明。

来年来たら在庫していることを期待することにする。

で、お茶を楽しめるのは向かい。……向かいって……川の向こうか。結構あるぞ。
「どうする?」
「……また今度」
「だな」
ということで出発する。

県道をそのまま道なりに行けばR362に合流してくれる手筈だ。今後もこのルートを走れば渋滞に引っ掛かることはほとんどないと思われる。

ほどなくセンターラインがなくなりURO2の雰囲気が一気に強くなる。しばらくは住宅地も続くので速度は抑え気味に。住宅地を抜けた、と思ったら急に狭い上り
ぐりぐり上る。落差が激しいな。だんだん家が少なくなって行く、という感じじゃない。
それとこの道は久々に驚くくらいの狭さだのう。

峠をひとつ越えた。併走する川の名前が変わっている。下ったらR362だと思ってたけど違った。あ、そうか。R362の対岸の県道なんだ。少し走って適当に橋を渡ればいい。第2東名のでっかい高架橋が右手に見えていた。

R362は昨年走った道。いくら何でもこれは覚えている(逝)やがてセンターラインがなくなりURO2の本番だ。
「これこれ!これでこそURO2だー」
「うははははは」
テンション上がる中、さんごちゃんがエンジンを咆哮させて狭い道でパワーを持て余す。もっと道が広ければいいのに。って広いとURO2にならん(逝)

昨年は開催が寒波が来て雪が降った数日後だったので、往路は高速道路の通行止めが解除されているかどうかで悩み本番では山や道に雪が残っていると言って大騒ぎしたのだけど今年はそういうこともない。まあ、雨が降るかどうかが悩みどころだったけど。

ぐいぐい上り川根本町に入る。狭い道に小まめに千頭駅までの距離が表示されている。昨年は単なる標識だったが今年はこれに従って行けばいいという全幅の信頼だ。

かなり急な勾配を駆け登り、尾根に近い平坦な道をしばらく走れば展望台だ。今年も休憩する。火曜日は定休日らしく売店(?)は閉まっていた。それでも狭い道が連続する区間だから駐車場で休憩できてトイレや自販機があるのはありがたい。

まあ休憩と言ってもトイレに行って自販機の前で何を調達するかを悩む数分の短い休憩だ。出発しよう。

しばらく走ると下りだ。千頭を目指して下って行く。セレクタを2レンジにいれて一気に下る。上り側よりも道が広く速度が上がる。
緩やかなカーブが続く。気持ちいいなあ。

急にセンターラインが消失し先程までの上りを裏返しにしたような急な下り勾配に入る。10%、11%、12%とどんどん勾配がきつくなる。
「下り120‰」
ってなぜか喚呼は1/1000刻みで行くのはお約束(逝)一気に下り耳がツーンとして来た(逝)

途中何度かすれ違いがあった物のうまく道幅のあるところでやり過ごすことができた。うん。ついてる。

狭い道を下り切ったら千頭駅4kmの標識。橋を渡り、橋からの風景にまた感動する。
そこからは広い道を一気に下り切る。

勾配区間は突如終わりを告げて人里に出たら千頭駅はもう近い。
「やめられまへんわ」
かねなし氏が言った。完全に同意したい。毎回これだけ楽しめるのだから。

道の駅奥大井音戯の里の駐車場にさんごちゃんを駐車し、千頭駅へわらわらと急ぐ。そろそろSL列車の到着だ。

コンコースは閑散としている。あれ?昨年はもっと人がいたような。
時刻表を確認すると10分ほどでSL急行が到着するはずだけど。

あ。時刻表に貼り紙が。
「2月の平日はSL列車は運転しません」

がーん(逝)そういえば前回は2月11日だったかな。

ホームには近鉄からやってきた16000形が停車中。
「どうする?」
かねなし氏が言うのでせっかくなので改札内を見て行こうと提案する。

入場券を買ってホームへ。昨年よりも天気が悪く時折雨粒が落ちてくる。
いろいろなところにカメラを向ける。16000形は昨年は遠景で見るに留まったので車内へ入っていろいろ撮影する。

「で、わざわざ構内へ入ることを提案したのには理由がある」
「なに?」
「あと10分もすれば井川線の列車が到着するのだ」
「……ほう」

昨年は工事中で井川線の列車は千頭まで来なかったんだよな。
井川線は軌間こそ1067mmだが車体が小さく独特の雰囲気だ。目の前にも留置されている客車があるけど機関車に牽かれ、乗客を乗せて躍動する車両でなく、列車を見てみたい。

やがて踏切が鳴動し、エンジン音が近づいてきた。
DD200を先頭に5両の客車がゆっくりと滑り込んでくる。シャッターを何度も切った。

誰も降りて来なかった。
それでも運転士氏と車掌氏と、到着を出迎えた駅員氏は車両の点検をし、折り返し列車になる編成を確認していた。

点検を終えた機関車がエンジンをいったん停止した。その後駅長たちに近づいてきて、
「あのー次の列車は3時過ぎまでないんですけど」
と言った。まだ14時過ぎなので1時間以上あるからだ。もちろん乗車する訳ではないのでそれをきちんと説明する。

ちなみにこの列車は途中の寸又峡温泉行で終点井川まで行く列車はもうない。それだけでもこの路線の特異性が判るというもんだ。

行ってみたいなあ。井川線を堪能してみたい。

ホームの先に転車台があると言う。イギリス製のかなり由緒正しいものらしい。通常のSL列車は上りはバック運転をするけど時々上り向きに機関車の向きを変えて走るイベントがある。その時に使う転車台か。

手動式の転車台で見るからに歴史的な施設であることが判る。大事に使ってるんだろうなあ。
「前回はSLで浮かれててこんなのがあるの知らなかったもんなあ」
かねなし氏が言った。まったくである。

さて、出発しよう。大井川鐡道だけがターゲットではない。
それにまた来るしな。

「URO2とは別に来たいなあ。じっくりと大井川鐡道を堪能したい
そんな気分になる。

来た道を戻る。川根大橋を再度渡り、R362に戻る。少し走って、また大井川を渡って大井川鐡道をオーバークロスして、T字路。直進がR362だが、右折すると千頭駅。

「戻らずに道の駅を左に出てもよかったのか」
「みたいだねえ」

次回からはショートカットできるって事だ。
のんびりと下る。URO2の後半によくある、アクセルを踏まずにエンジンブレーキだけで速度の調整をしつつ高速で下って行くのだ。

道なりに走ってるつもりだったがいつの間にか線路沿いを外れて細い道でURO2している(逝)
結構高いところまで上り、下ったらまた線路沿いだった。レーダー探知機が道の駅が近いことを告げる。

道の駅フォーレなかかわね茶茗館到着だ。雨が落ちて来たなあ。傘を準備するほどのものではないか。カメラが濡れないようにコートで覆う。

まずは物販エリアへ。店番のおばあちゃんが早速お茶をサービスしてくれる。熱湯をざっと通したタイプのお茶だから実はさほど高いものではない。がこれが何ともおいしいんだよなあ。お茶の質にあった煎れ方なのだろう。

今回はここでちょっといいお茶を調達しようと最初から決めていた。さっき調達した朝比奈茶はイレギュラーなのだ。

さすが本場。茶園ごとにお茶がブランド化している。100g1000円クラスだけでも4つくらいあった。どれがどうとか言われても判らないので知っている名前である丹野茶園の品をチョイス。アサヒビールから出ている若武者の監修をした人。

お湯の湯冷ましがあった。1000円なら買い!と思ったけどめくったら1400円の値札。うーん。今年もお見送り。

で、SLも来ないのでお茶をいただく。300円でお茶と茶菓子。昨年はこの金額を出すのにすごく迷ったものだが、今年は迷わないぞ。お茶でここまで驚いたのはさすがに初めてだったから。

昨年は別のグループの人も同時だったが今回は駅長たちだけ。
おばちゃんがじっくりとお茶の煎れ方を指南してくれる。今年も茶殻を使った消臭袋をくれた。この香り、落ち着くんだよなあ。

湯冷ましに注いだお湯を冷ます。底を触って少し熱いくらいって言われる。それが50℃位らしい。低温が適温であるお茶ほど、基本高価だ。恐らく低温だと甘みが出るが安いお茶は甘みが出にくいのだろう。

湯飲みに注いだお茶はびっくりするくらい薄い色。口に含む。
去年のお茶とも違う濃厚な甘みが口に広がり、かねなし氏と顔を見合わせる。今年もカルチャーショック。
二杯目、三杯目をいただき、味が変わってくるのを楽しむ。渋味が増えてくるのでお茶羊羹もいただく。これがまたお茶の風味たっぷりでいいんだ。羊羹を買って帰りたいと思ったのは初めてだもんなあ。

お茶をいただき終わったらおばちゃんが、
「よかったら庭もご覧になっていってくださいね。水琴窟が2つありますので音色を聞いてみてください」
とのこと。今日は再訪ということもあり少しじっくり回ってもいいので、庭に出てみようか。と思ったら外は本降り。
「雨ですね。をお持ちしますので」
とおばちゃんが持って来た傘はビニール傘かと思いきや本格的な蛇の目傘。こんなの手に持ったのって京都のお土産屋さん以来かも。開いたことなんてないよ。ましてや雨の日に使うなんて。

傘をさして庭に出て、水琴窟を試す。ここは直接ではなく竹の筒を耳に当てるんだな。からんからんっと静かな音色が聞こえて来た。二つの窟は確かに音が違う。どう違うと言われると難しいが聞き比べれば二つが違うことはわかるはずだ。

不意にかねなし氏がばさっと傘を振り回し、
「時に、私の出番はどうなっておるのだ?」ちゅどどどどーん。
みぞおちにギャグが直撃。ツボにはいって死ぬほど笑う。小雨降る中、庭園で傘を差して爆笑する中年男性2人。多分不審人物(逝)

ここであのギャグがくるとは夢にも思わなかっただけに大ダメージ(逝)勝ち誇るかねなし氏(逝)

ちなみにちょうどその時川の向こうをごとごとと16000形が通り過ぎて行った。建物越しなのでじっくりと言う訳にはいかないが、ポーズを取ったかねなし氏の腕越しにオレンジの車体をカメラに納めた。

雨が降って行動が制限されてるはずなのに、傘を借りることがなければこのギャグがやってくることもなかった訳で、すなわち雨がプラスになっている。何でもプラスになる旅。

出発しよう。雨が止んで、雲間から太陽が顔を出した。

ふと思い出してしまった。
「しまった」
「なに?」
JAFの会員証提示で50円引きだった」
「……あー」
事前に調べていたのをすっかり忘れていた(逝)まあ300円でも高くないと本気で思う。

「うわーガム噛みたいけど噛みたくない!」
叫ぶように言う。
「なんで?」
とかねなし氏。そりゃあ、お茶で口の中が幸せなのにガムなんて。
「そうだな。そんな無粋なことはしたらあかんよ」
とかねなし氏も同意。

線路沿いに下るとほどなくR362が分岐して行く。また山を越えて浜松市内へ至るのだ。ここからはR473である。
西日が射す中小雨もぱらつく不安定な天気である。

国道から見える大井川鐡道の駅や鉄橋が何ともなつかしく美しい。じっくりと時間をかけて歩いてみたい鉄道だと思う。

道の駅川根温泉は今日は通過。先を急ごう。

テンションはいまだに高く、見える小ネタに敏感に反応する(逝)

「しかし、新しいことをしてないのに、濃いよな」
とかねなし氏。すかさず口をついて
「そりゃあ、よいお茶と同じで二煎目、三煎目もおいしくいただけるのですよ」
と出て来て今度はかねなし氏が
「きれいにまとめやがってこのやろー」
とツッコんできた(逝)お後がよろしいようで(逝)

家山。
桜のトンネルが有名なところだ。もちろん桜など咲いてはいないけどここが満開になったらきれいだろうなあ。人も多そうだし(逝)

「そろそろ冬だけ来てればいいってもんじゃないなあ」
とかねなし氏。駅長が
「そろそろサイコロとか作ったほうがええんかな」
と返す(逝)東西北どこへ行くかをサイコロで決める(逝)

光が赤みを増して来た。間もなくモノトーンの風景に変わりやがて山間は闇に包まれる。

川根温泉からR1までは実はあまり遠くないのだがまだハイライトがある。線路沿いを離れた、と思ったらぐいぐい上るのだ。地蔵峠である。鉄道沿いにさほどスペースがない訳でもないのにここまで下って来てから上るのだ。上り切ったところから見える大井川下流と平野部の風景は圧巻だ。思わず風景に見とれてしまうとダイビングだ(逝)
「いやだぞ茶畑にダイビングは」
「……お茶漬け
テンション高!(逝)

カーブを繰り返しの上りとは対照的に緩やかな直線で下り切る。
建設中の第二東名の高架橋をくぐった辺りで駅に停車中の16000形をかねなし氏が見つけた。駅長は気づかず。やがて線路が国道に寄り添い、西日を受けて粛々と走る16000形をゆっくりと追い抜いた

「……いいなあ」
「いいねえ……」

R1バイパスに入り大井川鐡道とお別れ。来年はSLを撮りたいなあ。

バイパスは流れている。道の駅掛川へ行こう。
少し走ると道の駅掛川。バイパスから直結という辺りが潮見坂とよく似たスタイルだ。

……今日もまた閉店後(逝)1700を過ぎちゃったんだから仕方がない。
まだ開いてるところはあるので見て回る。土産に味噌とコンビーフを調達した。味噌は新潟の味噌。コンビーフは「敢えてほぐし牛肉といいたい」という煽りが食欲をそそるじゃないか(逝)

薄暗くなった中、出発する。
「そろそろ掛川をじっくり見て回れるようにプランすべきでは?」
とかねなし氏。
「しかし海の道は捨て難いだろう」
一蹴(逝)まあ来年はまた新たに検討だ。

昨年は菊川から高速に乗ったのだけどことしはどうしよう。このまま流れてるなら問題ないんだけどなあ。
「でも浜松市内でちょっと、いやかなりややこしいぞ」
とかねなし氏。

でもいいや、このまま行こう。

……渋滞だ(逝)これがまたがっちりと詰まってしまった。
えーと、逃げるぞ。

……言ってる間に渋滞抜けてしまった(逝)

しばらく走っていると市街地に入りまた渋滞。まあさっき渋滞抜けてから高速に入るところはなかったから他の選択肢はなかったんだけど。

ナビを見てみるとさほど遠くないところにインターチェンジが。よし案内せよ(逝)

袋井ICから東名高速に入った。高速は流れている。かねなし氏からオベ休憩の要請があったので次の遠州豊田PA停車を決める。くどいようだがオベはおべんじょの事である(逝)

遠州豊田PAで休憩。エンジンのクールダウンがてら駅長は車内に残る。

すっきりしたかねなし氏を乗せて出発。昨年と同じく三ヶ日ICで流出。

ここからは浜名湖レイクサイドウェイを走ることが多いが今年はR362の年と題してまたもR362へ入り、そのまま本坂峠を越えて豊橋市内へ。しかし県境だからなのか真っ暗度がR151を南下して来る時と変わらないのが驚きだ。

信号待ちの際にかねなし氏がナビ画面をみて笑う。
「点線が消えてる」
ん?何のことだろう。

ここ朝に通ったんやから」
「あ、そっか」
ナビは軌跡が300km程で消えるのでもう朝走った痕跡はない(逝)だからこその60CSxである。きちんと走行記録を刻み続けてくれているはずだ。

「この道をずっと行くとさとにでるねん」
とかねなし氏。
「さと?」
「そう。さと」
わかるかい(逝)

R151との交差点に和食「さと」があった(逝)

夕食はうだうだと迷いまくった結果R151沿いの五右衛門でパスタにした。ここ、気になってたんだよな。駅長が知ってる店は隣が天下一品なので行く機会がないのである(逝)

ここのパスタは箸で食べるのか。なかなかおいしかった。でも箸だと食べにくいような気がする。

隣の敷地にあるリサイクルショップを冷やかしてみる。駅長には無縁のもの、ばかりではなく意外に衣類も使えそうなものがあるようだ。地元のリサイクルショップもまめにのぞかないとなあ。

昨日も立ち寄ったキグナスで給油。やっぱり77円のプリペイドカードは使えないので次回精算だな。と言いつつ次回は深夜運行なのでここを通った時にスタンドは開いてない可能性が高い。

しゅるしゅる走って2100帰着。お疲れさんでした。

今回の反省はまあ、SLが走ってないことを確認しなかった辺りかな。でもぶっつけ本番こそがURO2の醍醐味だからそれはそれでありだろう。
次回は桜を探しに飯田を目指す、予定だけど桜の時期に実行出来るかどうかかなりビミョー。まあ、いいか。

日付が変わった辺りでどうにも眠いので消灯。お疲れさまでした。

本日の走行ルートはこんな感じ。参考までに昨年がこんな感じ
後で地図をみると遠州大橋から直進したルートはほどなくR150ではなくなることが判る。
あと、かねなし氏も駅長も覚えていたって言ったポイントは多分うろ覚えらしい(逝)

大崩海岸から宇津ノ谷峠へのルートは見事に旧道を走っていたようだ。渋滞もしなかったので実に結果オーライである。

千頭駅を出発した辺りは昨年と同じルートを走っていたつもりだったけど違うんだあの道(逝)


2月11日
目が覚めたのは0700前。そのままもう一眠り。
次に目が覚めたら1000前だった。

のんびりと身支度を済ませる。
やがてかねなし氏も起き出して来た。

新城の水道水をペットボトルに詰める。猿庫の泉へ行かないのであれば水を汲むことなどないと思っていたが、新城の水道水はお茶に合うことが判明したのだ。家で常時飲んでいる安いお茶でも水が変わったことが判る。さすがは豊川の水だ。

荷物をさんごちゃんに積み込む。えびせんべいは忘れたら悲惨である(逝)

1100、名残惜しいが出発。次は4月中かなあ。仕事のスケジュールの都合で往路がナイトランになりそうだ。その場合の給油スケジュールとか結構頭が痛いな。

豊川ICから東名高速へ。一気に速度を上げる。
エンジンの吹け上がりがURO2の後半辺りから悪くなってるんだよな。オイルが限界を超えつつあるんだろう。

いつも通り伊勢湾岸道へ分岐して、往路と同じく刈谷に寄り道。さすがに祝日とあってハイウェイオアシス側は混雑してるな。結局ハイウェイオアシスには停める場所がなくパーキングエリア側に停める。

パーキングエリアを見てみたのは初めてだけど、こりゃあ、いいじゃん。設備は充実している。ハイウェイオアシスのように特定のブランドがある訳じゃないけど、施設はきれいだし品数は多い。ばかにできないぞこりゃ。

でも買い物はハイウェイオアシスで(逝)いや、頼まれたワサビ漬けがなかったんだもの(逝)買い物をして出発。隣のパーキングエリアである湾岸長島へ。隣と言っても25kmほども離れているのだが豊中と梅田よりも近い感覚である(逝)

湾岸長島PAに到着。相変わらず空いてるなあ。
ここでブランチだ。メニューを見てしばし迷う。往路にうどん、ラーメンを食べて昨日パスタだったなあ。

……チョイスしたのは長島スパゲティ。いや、なんだか不思議ないで立ちだったので。味は、絶品とか言うものではないけど、何だか不思議な味。また食べてみたい、という意味では姫路駅の駅そばみたいだ。
調べてみるとスパーランドのレストランにもあるらしい。

出発しよう。伊勢醤油はまだ在庫があるので調達の必要はない。

本線へ躍り出て一気に加速する。
東名阪道に合流して四日市で流出。帰路に四日市で流出するのってもしかすると一昨年の秋以来か。かなり久し振りって事だ。今後は増えそうだけど。ETC車載機が1600円を表示した。半額である。

道の駅菰野で休憩してから亀山を目指す。往路はミルクロードへ迂回したが復路は引き返す区間が長いのが面倒なので狭いのを承知でR306へ入る。とはいえ2009年春には正式に開通するらしいので旧道を恐る恐る走るのは今回が最後かもしれない。

こんな道がいきなりこんな道に。狭い道をそろそろ走る。何台かとすれ違う。離合できない区間での鉢合わせは幸いなかった。

実はR306を逆向きに走るのは初めてなのだ。これがまた新鮮な風景である。URO2の時にも思うのだけど同じ道でも向きが違えば全然違う道だよな。光の向きにすら印象は大きく左右されるので油断できない。

やがて亀山市内に入り、R1バイパスへ入る。少し渋滞した。

鈴鹿峠に入ると遅いクルマは皆走行車線へ避けてくれるので後ろに何もいないのを確認してから一気に加速して先頭に出る。

峠を越えたら蟹ヶ坂で左折。往路に気になっていた土山SAへの連絡路をこの機に試す。ちなみに蟹ヶ坂という地名には逸話があり、地名のほか蟹ヶ坂飴に名前が残っている。

気持ちのいい道を少し走ったところで看板にしたがって右折。高速の高架の下の細い道で前からトラックでも来たらなす術も無さそうだ。

坂を道なりに上り切ったところに駐車場があった。あ、ここか。って、駐車場がSAより高台にある。帰りが面倒そうだな。

ぽくぽく歩いてSAへ。高速バス乗り場の看板が立ってるな。なるほど。高速バスの停留所ができて、そこへのアクセス用に駐車場ができて、それを活用しての集客施設というわけだな。

SAではお気に入りの伊勢醤油を使用した子持ち昆布をたっぷり調達して早々に撤収する。

来た道を戻りR1へ出たらすぐに道の駅あいの土山。予定どおり休憩。

小腹が空きそうな気もするけどまだここでうどんとか食べる気にはならない。どうしよう。迷ってる間にお茶ういろうが売り切れ(逝)

じゃ、握り飯だ。3個で290円もするけど何の具も入っていない小さなおにぎり。これが美味しいのだけど食べるタイミングがなかなかないのとさすがに高いのでいつでも定番に、はできないのだが今日はよかろう。

ペットボトルのお茶を調達して出発。

往路と同じくR1からR307と県道経由で草津までのんびり走ろう。狭い区間もさほどストレスなく走り抜けた。草津の手前で雨がぱらつき出した。やっぱり降り出したか。雨が降るのはかまわないけど荷物が多いので荷下ろしまでには止んでほしいのだが。

草津田上から名神高速へ。祝日の夕方ということもあり、名神高速の渋滞が気掛かりだったけど杞憂に終わった。渋滞情報は特に出ていない。

ぽつりぽつりと言う雨も速度が上がると気になる。

瀬田西から京滋バイパスに入る。狩られてはかなわないのでのんびり流す。トンネルを抜けたらいきなり土砂降り(逝)雨音が大きいけど足元が危うくなるような降りじゃないな。まあパニックブレーキでも踏んだら判らないけど。

雨は桂川を渡るころには小止みになった。
名神高速も特に混雑はしていない。

吹田の手前でもまたもフロントガラスにたたきつけるような雨。空は明るいので気にしなかったが、中央環状を走り帰宅するまで大粒の雨が降り続けた。

自宅前にさんごちゃんを据え付けてエンジンを切るまで雨粒が落ちていたのだけど幸い、荷物を下ろす段になって止んでくれた。

荷物を下ろした後、さんごちゃんに、ガソリンの鮮度保持用のケミカルを投入。効くのかどうかは化学(以外にもだが(逝))に弱い駅長は断定はできないが、ガソリンが腐り易いものであるのは確かなようだ。
駐車場へ回送して運用終了。次は車検だ。

で、ここに来て小腹が空いたので土山で調達したおにぎりを食べることにする。もちろんお茶もいれよう。

……やっぱりこのおにぎりは違うなあ。添えられている柴漬けも今回初めて食べてみたがうまい。うーん。ここのおにぎりは変においしいというのは錯覚ではないと思う。米なのか、塩なのか。

荷物整理をする。特にえびせんべい。諸事情あり忘れたでは済まされないのだ。

うん。でも、いい旅だった。いつもとほぼ同じこんなルート


2月12日
めんどくさーい仕事行きたくなーい(逝)

という訳にもいかないのでえびせん輸送部隊起動(逝)

仕事ふにふに。なんとか片付けて2000撤収。

地下鉄で東梅田に出たのは清風堂書店へ行くため。ヨドバシに近づいたらSH001をお持ち帰りしてしまいそうなのでこわいこわい(逝)

といいつつ阪急3番街のジョーシンへ行ってみたり(逝)SH001のカタログがあったのでありがたく頂戴してくる。
しかし、広角&高感度とくればこれはもう100%駅長のためのモデルではないか(逝)まあ、あまり広角でも携帯電話のカメラだと使いづらそうだけど。高感度なのはありがたい。言うことないから近いうちに調達したいところだ。


コンコースに戻ります